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『100かいだてのいえ』ができるまで
みなさん、コメントありがとうございます!
たくさんの方が再開を楽しみにしてくださっていたことに感激してます!
(でもやっぱりなかなか更新できなくてすみません…)

前回ご紹介した新しい絵本、『100かいだてのいえ』ですが、
実はうれしいことに、発売直後からとても評判がよくて次々と注文が来たらしく
この分だと品切れになってしまうかも、と発売後一週間で増刷が決まりました!

それでも間に合わず、いま一時的に在庫切れになってしまっているそうです。
(来週には第2版ができあがる予定です)

まったく宣伝もしてないのに、僕も偕成社の担当さんもびっくりです。
本当にうれしいです。

買っていただいた方、ありがとうございます!

……

さて今回は、この『100かいだてのいえ』が生まれた経緯について
ご紹介することにしましょう。


2006年に『いわいさんちへようこそ!』が出版されて
半年くらい経った頃、突然偕成社の編集部の方からメールをいただきました。

『いわいさんちへようこそ!』や、僕が福音館書店の「母の友」に
書いたエッセイを読んでくれたそうで、そのメールには、

「岩井さんのなかに、いろいろとお話のたねになりそうなものが
あるような気が(勝手にですが…)していて、
なにか絵本のようなものができないかなあと思っております。」

と書かれていました。

僕のほうは、ロカちゃんとの遊びから生まれた『どっちがへん?』が
初めて絵本となり、絵本を作ることに対して面白さや手ごたえを
感じ始めていたところだったので
絵本の老舗である偕成社の方からのお誘いはとてもうれしく思いました。

お会いしてみると、メールをくれたその編集者の方は
秋重さんという、まだ若い20代の女性の方でした。

打ち合わせのあと、いろいろアイデアを考え始めたのですが、
『どっちがへん?』のように元のアイデアがすでにあるものならともかく、
本格的な絵本をゼロから考えるというのは初めてで、
どこから取り掛かっていいのかわかりません。

そんな中、漠然と、自分たちの生活やロカちゃんとの遊びから
アイデアが思い浮かんだらいいなあ、と思っていました。

さてその頃、小学校1年生になっていたロカちゃんは、算数を習い始めていたのですが
数字の桁上がりがなかなか理解できなくて苦労していました。
1、2、3、と数えていって、10まではいいのですが
11、12、と桁が上がると順序がよくわからなくなってしまいます。
さらに19の次がなぜ20になるのか、どうにも飲み込めません。

それを見ていて、そうだ、これって絵本にならないかな?と思いつきました。

例えば、絵本の最初の見開きに1から10が描かれていて
それがページをめくるたびに11から20、21から30、と進んでいく。
そして、10見開きで合計100になる、というものです。
f0118538_18301999.jpg
そんなことを考えていたある日、家族でお出かけした時にカフェでこんなものを作ってみました。
いつも持ち歩いているハガキサイズの紙に、鉛筆で建物を描いてみたのです。
f0118538_18325553.jpg
最初に描いたのは、下半分の1~10階までのペンギンさんの家。
それをロカちゃんに見せると大喜び。

「パパ、もっとかいて!」とせがまれたので、11~20階のヒヨコさんの家を
もう一枚の紙に描いて、ホッチキスでつないでみました。
すると、「ねえパパ!これでおはなしして!」とロカちゃんは大興奮。
それからしばらく、ふたりで小さな絵を指差しながら、ペンギンさんや
ヒヨコさんがどんな風に暮らしているかを即興で話して盛り上がったのでした。

とても楽しかったので、偕成社の秋重さんにすぐメールでこの画像を送ったところ、
いいですね~!と返事が届きました。

このアイデアを元に、最初は蛇腹式に長く伸びる絵本はどうか?という話にも
なったのですが、調べてもらうと、かなり紙を分厚くしないと破れやすく、
紙を厚くすると今度はあまり長いものはできないことがわかりました。

そこで、やっぱり最初のアイデアのようにページをめくっていくものに戻り、
まずはカレンダーのようにページをめくっていくダミーを作ってみたのですが、
あれ?上に昇っていかない!?試してみると、カレンダーとは逆に
上から下へページをめくらないと上に昇る感じがでないこともわかりました。

こんな風に、徐々に縦に開く絵本のアイデアが固まっていったのです。
by iwaisanchi | 2008-06-21 18:30 | ◆100かいだてのいえ
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