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春到来
先週、パパは3日ほど仕事で北京に行っていました。
オリンピックの準備で街中が慌しい雰囲気の北京はまだまだ寒く、
パパは鼻かぜをひいてしまいました。

北京に比べると、東京はずっと暖かいです。
出かける時にはまだ7分咲きくらいだった井の頭公園の桜が、
戻ってきた頃にはほぼ満開になっていました。

そして、家に帰ってみると、わが家の庭にも急に春がやってきていました!
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2年前に植えた ゆすら梅の花が、公園の桜と同じく満開で咲き乱れていたのです。
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昨年は数えるほどだった花が、今年は無数に咲いています。
色も白から濃いピンクまで、グラデーションが美しい。
ゆすら梅の花って、こんなにきれいだったんだ!とハッとしました。
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さらに、昨年植えたジューンベリーの木にも、たくさんの白い花が。
昨年の4月にこの木を買ったときは、ちょうど花が終わったところだったので
こんな風に花が咲くとは思ってもいませんでした。
こちらも予想外の花の多さでした。
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そしてわが家の庭では古株になってきたローズマリーにもたくさんの紫色の花がついています。

まだ日差しがないとかなり寒いけれど、気分は春到来。
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庭に遊びに出てきたゆゆちゃんも、ゆすら梅のきれいな花が一番気になるようです。
でも、花をさわると花びらがハラハラ落ちるのが面白くなってしまい
花をさわったり、枝をゆすったりし始めました。
コラコラ、ゆすっちゃだめだよ~!

…ん?ゆする?ゆすら梅?…もしかして?

調べてみると、ゆすら梅の語源は、枝をゆすって実を落とすところからきたとか。
ゆすら梅の名前が、枝を「ゆする」から来たとは、今まで考えてもみませんでした。

ゆゆちゃん、ありがとう~
でも、枝をゆするのは花じゃなくて実がなってからね…
by iwaisanchi | 2008-03-31 22:59 | ◆このごろのいわいさんち
ゆゆちゃんのしわざ
朝、パパが地下で仕事をしていると、
上の階からママの「あ~~~~っ」という、ため息まじりの叫び声が聞こえてきました。
何か危ないことが起きた時の悲鳴とも違うし、おかしいな?何だろう?と
見に行ってみると…
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ゆゆちゃんがやってくれました…

一階にある和室の障子を、思いっきりビリビリビリ…
また派手にやったねえ!

これまでも、何ヶ所か破ったことがあったのですが、
今回は特別に大物です。

わが家の和室の障子は、パパがデザインしたもので、
一枚一枚、桟(さん)の入れ方を変え、枠のサイズを普通よりずっと大きくしてるので
破りがい?もあるんですよね(苦笑)

まだまだ破るでしょうから、いつ張り替えるべきか考え物です…

ゆゆちゃんが派手に破った障子を見て、
パパも子どもの頃、実家のふすまを破ったことをフラッシュバックのように思い出しました。
by iwaisanchi | 2008-03-30 15:18 | ◆このごろのいわいさんち
ダンボールの犬小屋 その7
ロカちゃんとゆゆちゃんが、できあがった犬小屋で遊び始めました。
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「わんわんわんわん!」
ロカちゃんは、四つんばいになって犬の鳴きまねをします。
(ゆゆちゃんのほうは、たぶん「犬のまね」という意味はわかっていません)
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ゆゆちゃんがすぐに骨を持って遊ぼうとするので、
ロカちゃんは取られないように、ミルク入れごと骨を持って逃げ回ります。
自然と犬小屋を使った鬼ごっこのような遊びになってきました。
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犬小屋の入口から入ったロカちゃんをゆゆちゃんは追いかけますが…
ロカちゃんはすでに裏口から外へ…
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ふたりともキャッキャ言いながら、中へ外へと追いかけっこ。
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時には、ゆゆちゃんが中にはいったスキに、
ロカちゃんは両手でトビラを押さえて出られないようにイジワル。
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途中で、何を思ったのか細長いダンボールのきれっぱしを持ったゆゆちゃん。
その様子が、まるで犬を棒か何かで追い立てるように見えて
パパもロカちゃんも大爆笑!
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猛獣使い?になったゆゆちゃんの登場で
ロカちゃんの犬のまねにもさらに拍車がかかります(笑)
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「わんわん!わんわん!」
「キャハハハハ」
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「う~~!わん!」

ふたりの楽しく遊ぶ声は、家中に響き渡っていました。

(おわり)
by iwaisanchi | 2008-03-26 12:43 | ◆このごろのいわいさんち
ダンボールの犬小屋 その6
ダンボールの犬小屋を作り始めて3日目。
中に入って遊んでいたロカちゃんが、しばらくすると
「パパ~カーテンがとれちゃうよ~」と言いながら出てきました。
セロテープで簡単につけただけのカーテンは、
中で遊んでいるうちに体に当たってすぐはずれてしまうようです。

適当に作ったよれよれのカーテンが
パパはあまり気に入っていなかったので、
「ロカちゃん、せっかくこんな素敵な犬小屋ができたんだし
どうせならカーテンしっかり作ろうよ!」と言ってみました。

「じゃあ、パパおねがい!」そうロカちゃんに返されて、
よーし、と残っていた布を使って、ミシンでしっかりカーテンを作ることにしました。
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きれいに形を揃えて切ったり、周囲の縁を縫うのはパパがやりましたが、
最後にレースをつけるのは、ロカちゃんにやらせてみました。
「ほら、ゆっくりでいいから、しっかりまっすぐ縫うんだよ」
ロカちゃんは、おっかなびっくり、ちょっとずつミシンを進めます。
こういう時に遊びながら道具を覚えられるといいですよね。
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カーテンが4枚できあがりました!
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犬小屋の壁に穴を開けずに取り付けたかったので、
まずは細く切ったダンボールにカーテンをつけることにしました。
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ダンボールの両側に穴を開けて、
そこにカーテンに通したヒモを留めたので開け閉めもできます。
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新しいカーテンになりました!

さて、いよいよ犬小屋は完成したのですが、ロカちゃんにはまだ作りたいものが残っていました。
それは「ミルク入れ」と「骨」です。
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ミルク入れは、丸く切ったダンボールの周囲に、
細長いダンボールを木工用ボンドで接着して作ります。
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ロカちゃんと相談して、レモン色に塗り、文字や模様を描き入れました。
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骨のほうは、ダンボールにパパが形を描いたものを
ロカちゃんが白く塗って切り抜きます。
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ミルク入れと骨が完成しました!
こうした小物があると、遊びもグッと楽しくなるんですよね。

あっ、ちょうどまたゆゆちゃんが遊びにきました!
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できあがったばかりの骨を、意味不明な言葉を叫びながら
両手でつかんで振り回しはじめました(笑)
ゆゆちゃんのホネホネダンス?に、パパもロカちゃんも大笑いです。

(つづく)
by iwaisanchi | 2008-03-25 23:38 | ◆このごろのいわいさんち
ダンボールの犬小屋 その5
裏口のポストができたあと、次にロカちゃんは
「いりぐちのトビラにいろをぬりたい!」と、言い始めました。

「なにいろにしようかな~ピンクにしようかな~」と言いながら、
えのぐを混ぜ始めたのですが、赤いえのぐをパレットにたくさん出したあとに
白を混ぜたので、なかなか薄いピンクになりません。
「パパ!きれいなピンクにならない!えのぐがふえちゃうよ~」
見れば、どんどん白を入れています。

パパはあわてて、
「ロカちゃん!それ以上白を混ぜちゃだめ!そういう時は、その濃いピンクを
少しだけパレットの他の場所に移して、そこに白をいれなくちゃ!」と忠告しました。
そして、ようやくロカちゃんの欲しいピンクができました。
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ロカちゃんは、できたピンクのえのぐで、トビラを全面塗りつぶしました。
(なんか派手だな…)と思いながらパパが見ていると、
今度はその上に、淡い青と黄緑で花を描き始めました。
パパは、(おっ、意外にいいじゃない!)と心の中でびっくりしました。
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でも、ロカちゃんは最初に描いた花の位置が気に入らなかったようです。
「うえのほうにかきすぎちゃった!」と、下にもう一つ花を描き始めました。

「パパ、しっぱいしちゃったよ…このうえのおはな、けせるかな…」
一瞬、また濡らした雑巾で消せばいいかな、と思ったのですが、
パパはいいアイデアを思いついてロカちゃんに提案してみました。
「ロカちゃん、ここに窓をあけたらいいんじゃない?」
「あ、そうだね、それいい!」
ロカちゃんの顔がパッと明るくなりました。
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カッターナイフで、花の部分を丸く切り抜くと、ちょうどいい大きさの窓になりました!

それを見て、パパはまたもやひらめきました。
「ねえ、ロカちゃん、ここに透明なシートを貼って、
それに絵を描いてステンドグラスにするのはどう?ステンドグラスってわかる?」
「なんだっけ?」
「教会とかで、窓ガラスに透明な絵が描いてあるやつだよ」
「ああ、あれね!いいね!わたし、かきたい!」
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さっそく窓穴の大きさよりちょっと大きめに、クリアファイルの透明シートを切り抜き、
そこにロカちゃんが油性のマーカーで絵を描き始めました。
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こういうとき、ロカちゃんはまったく迷いがありません。
ササッと絵を描いて、色を塗っていきます。
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できたシートをトビラにあててみると、中のライトの色味と組み合わさってとってもいい感じです!
シートの周囲に両面テープを貼り、トビラの裏側に貼り付けました。
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さらに、トビラの周囲を茶色に、表札の枠を黄色に塗りました。
表札の枠を塗るとき、ロカちゃんに「色はどうする?」と聞いたら、
「パパにまかせるよー」と言ったので、考えて黄色に塗り始めたのですが
それを見て、ロカちゃんはすぐに「わたしも、きいろかな、っておもったんだ!」と言いました。
ふたりのセンスが一致したうれしい瞬間です。
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パパはここまできて、ちょっと横の壁がさみしい感じがしたので
さらに、木と鳥を描き加えてみました。
「とっても、いいね!」とロカちゃんも気に入った様子。
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壁の右側に、ロカちゃんも木を描き加えて、ほとんど犬小屋が完成しました!

(つづく)
by iwaisanchi | 2008-03-25 01:15 | ◆このごろのいわいさんち
ダンボールの犬小屋 その4
前回までの犬小屋づくり。
何回かにわけてアップしましたが、作り始めてから、
屋根やカーテンをつけたところまでが、最初の日にできた分です。
遅い午後に始めて、パパもロカちゃんもノリノリで作っていたのですが、
さすがに夜も遅くなってきて、ママから「もう寝なさい!」との命令が下り、
渋々その日の犬小屋作りは終わりになりました。
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さてあくる日、ゆゆちゃんにできた犬小屋を見せてみました。
最初は、これ何だろう?と、まわりを歩くだけだったゆゆちゃんですが…
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トビラをあけて、電気をつけると、お!という顔をしてさっそく中へ…
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ハイハイで、パタパタパタとすごい勢いで入っていきます。
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中に座り込んでニッコリ。あきらかに目が輝いています!
それにしても、この犬小屋はゆゆちゃんにピッタリサイズですね!
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そこへ、ロカちゃんも入っていきました!
こんな大きさの犬小屋の中に、すっぽり入れるんだから子どもっていいなあ……
パパは、見ていてすごくうらやましくなりました。
パパの体の大きさでは、せいぜい頭を突っ込めるだけです、情けない…
我々には、子ども時代にしか絶対に体験できない世界があるんですよね。
犬小屋の中でキャッキャッと遊ぶふたりを見て、そのことをあらためて感じました。
パパは、幼いころに実家の縁側の隅にあった、半畳の押入れを自分の部屋にしていたんです。
その中に一人籠もって、本を読んだりしていた幸せな時間を思い出しました。
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ところで、この犬小屋、裏口には ロカちゃんがポストをつけたい、というので、
トビラに郵便受けの切込みが入っています。
ロカちゃんとパパがハガキを書いてその郵便受けに入れるのを見て
すぐゆゆちゃんも真似していました。
ゆゆちゃん!ハガキはタテには入らないよ!(笑)
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さて、ゆゆちゃんがいなくなったあと、
パパとロカちゃんは犬小屋づくりの続きに取り掛かりました。
ふたりとも、続きが早くやりたくてうずうずしていたんです。

まず、ロカちゃんは裏口のポストを赤く大胆に塗り始めました。
赤いえのぐが思いっきり服につきそうだったので、あわててパパの作業着シャツを着せます(苦笑)
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ロカちゃんがポストを塗っている間に、パパのほうは屋根に模様を描く事にしました。
「どんな模様にする?ストライプはどう?」とロカちゃんに聞くと
「チェックがいい!」とのこと。
「じゃあ色は?」
「みずいろと、しろかなー」
決まりです。線を引いた後、パパは水色を塗り始めました。
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ロカちゃんはポストの赤色を、パパは屋根の水色を塗り終えました。
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このあと、ロカちゃんはポストの郵便マークを白いえのぐで塗り始めたのですが…

白えのぐがマークの枠線からビッと大きくはみだしてしまい、
直そうとして今度は下の赤色がまざって白えのぐがピンクになってしまって
「パパ~、しっぱいした~もうだめだあ!えーん…」と急に泣き出しました。
「そんなの大したことないじゃん!こうして直せばいいんだよ!」と、
塗らした雑巾ではみ出したえのぐを拭き取り、塗り直しました。
直ってみれば、さっきまで泣いていたロカちゃんはすぐにケロリ。
いつもこの調子です…
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屋根に白色も塗って、ポストと屋根が完成しました!

(つづく)
by iwaisanchi | 2008-03-24 18:54 | ◆このごろのいわいさんち
ダンボールの犬小屋 その3
犬小屋の両側にかわいい窓がついたので、
ロカちゃんが今度は「カーテンつくる~」と言い出しました。
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いつもままごと遊びに使っている端切れの布を持ってきてハサミでチョキチョキ。
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そこにレースの切れ端をテープで留めていきます。
布の切り方もいい加減だし、貼ったテープも黄色くて目立つので
「それでいいの?作るならもっとちゃんと作ったら?」とパパが言っても
「これでいいの!」と聞きません。
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かなりよれよれの作りですが、あっというまに4枚のカーテンを作って窓の内側に取り付けました。
よく見ると、レースに針金を通して、その針金の両側をダンボールに留めてあって、
ちゃんと開けたり閉めたりできるようになっています。
考えてますね。
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窓にカーテンがつきました!
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ロカちゃんがカーテンを作っている間、パパは屋根を作りました。
そして、入口の反対側も切り抜いて、こちらからも出入りできるようにしました。
トビラも作って、開閉できるようにヒモでつなぎます。
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次はロカちゃんのリクエストで表札を作りました。
中の名前が変えられるようにしたい、ということで
ダンボールで額縁を作り、そこに名前を書いた
ハガキサイズの紙を上から差し込めるようにしました。

ロカちゃんが書いた犬の名前は「ひすりーちゃん」。
なんだか変わった名前ですね!
(ロカちゃんがぬいぐるみなどにつける名前感覚は結構変わってるんです)
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カーテンと屋根とトビラと表札がついて、とても家っぽい犬小屋?になってきました!
「わんわんわん!」と、ロカちゃんもノリノリで吠えてます(笑)

(つづく)
by iwaisanchi | 2008-03-23 02:28 | ◆このごろのいわいさんち
ダンボールの犬小屋 その2
ダンボール箱を使って作り始めた犬小屋。

パパとロカちゃんの工作は、もちろん電気をつけただけでは終わりません。
電気をつけたことで楽しくなって、
じゃあ窓もつけよう!、壁に絵も描きたいね!と
イメージがふくらんで盛り上がってきました。
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まずはふたりで窓を描くことにしました。
パパが窓のかたちを描いて、ふたりで色を塗ります。

わが家でこうしたダンボール工作で絵を描くときは、だいたいいつも
輪郭の線をダーマトグラフ、そして色は普通の水彩えのぐで塗っています。

窓を描いただけでは、なんだかさびしかったので
パパは「家のまわりに草や花を描こうか?」と提案してみました。
「いいね!そうしよう!」とロカちゃん。

でも、パパがいつものようにダーマトグラフで線を描こうとすると…
ロカちゃんは「わたしは、ちょくせつえのぐでかきたいな…」と言い出しました。

「パパは、こういうふうにくっきり描きたいんだけど、どう?」
と、ダンボールの切れっ端に試しに草を描いて見せると
「わたしはこうがいい」と、ロカちゃんも試し描き。
ふたりとも自分の主張をゆずりません。
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結局、それぞれの描き方で、右側にロカちゃん、左側にパパが描くことにしました。
こういうときはお互い強情なんです(苦笑)
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でも、違うタイプのタッチが並んでも、なんだか結果いい感じになりました(笑)
なので、反対側の壁には、ふたりの草花が交互に並ぶように描きました。
(こういうとき、ロカちゃんの主張もなるほどいいなあ、とパパは思うのです)

さて、窓をカッターで切り抜いたあと、入口のふたをしっかりと固定することにしました。
ちなみにわが家では、こうしたダンボール工作では絶対にガムテープは使いません。
見た目が安っぽくなるし、上に絵がかけなくなるからです。

きれいに、そして頑丈にダンボール同士を接着するのには
木工用ボンドがいいのですが、今回はそれも使いません。
どうしてかというと、この犬小屋は大きいので
そのうち遊ばなくなったときに邪魔になると思うので
分解して折りたためるようにしておきたいんです。
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そういうわけで、ここではダンボールに千枚通しで穴をあけて、
盆栽用のアルミ針金を通してねじります。
ロカちゃんに中に入ってもらって、内側から針金を通してもらいました。
なかなか穴に針金が通らなかったので真剣ですね!
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入口のまわりも何ヶ所かしっかりと針金で留めていきます。
盆栽用のアルミの針金は柔らかいので、子どもでも簡単に扱えていいですね。
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そして箱がしっかりしたところで、別のダンボールで入口に合わせて家の形の壁を作りました!
また電気をつけてみると、窓から漏れた光が床に映ってきれいです。

おやおやなんだか、犬小屋というより素敵な家になってきました…

(つづく)
by iwaisanchi | 2008-03-21 23:55 | ◆このごろのいわいさんち
ダンボールの犬小屋 その1
昨年末から注文していたイスが3ヶ月近くかかってようやく届きました。
…といっても今回はイスの話ではありません(笑)
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そのイスが入っていたダンボール箱が
何も印刷されていない、きれいでしっかりした箱だったので
ロカちゃんはイスよりもダンボール箱のほうに目がいっています。
すぐに「このダンボールもらっていい?あそびたーい」と言い出しました。
さすがわが娘です(笑)
パパもロカちゃんも、きれいで大きなダンボール箱には目がないんです(笑)
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ロカちゃんは、さっそく中にはいって、「ワンワンワン!」と犬の真似をしはじめました。
ダンボール箱がちょうど入れる大きさだったので、犬小屋に見立てたようです。

「そうだ!パパ、いぬごやつくりたーい!てつだって~」
「え?どんなの?」
「ここにあなあけて、ほんとうの いぬごやみたいにしたいの」
パパとロカちゃんの工作遊びはいつもこんな風に、突発的にはじまります。
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「穴はこのくらいの大きさ?」
「そうそう、わたしがはいれるようなおおきさにしてね」
と、鉛筆で穴の輪郭を書き、カッターナイフで切り抜いて
箱の片側に犬小屋っぽい入口をつくりました。
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入口の穴はきれいにあきましたが、なんだか中が暗い感じ…
「ねえ、どうせなら電気がつくようにするのはどう?」
「あ、それいい!!でもでんきゅうとかあるの?」
「使ってない電気スタンドがあるから、天井に穴を開けてそこから照らすといいよ」
「やりたーい!」
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電気スタンドに合わせてコンパスで丸を描いて、
カッターで丸穴を切り抜くことにしました。
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穴があくと、すぐに中に入って「ばあっ~」と顔を出すロカちゃん(笑)
絶対やると思ったよ…(苦笑)
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電気をつけて見ると…
おお、いい感じです!!
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電気がついただけで、急にホンワカ暖かい感じになって
ダンボール箱の中が魅力的に見えてきます。

電気の力ってやっぱり偉大だなあ…
昔の人が、初めて自分の家に電気を引いたときもきっとこういう感動があったんだろうな…
…と、父親が電力会社に勤めていたパパはしみじみ思います。

「パパ!いいね!どうせなら、いぬごやのなかからスイッチがいれられるようにしたいな~」
パパがしみじみする間もなく、ロカちゃんからまたリクエストがきました(苦笑)

(つづく)
by iwaisanchi | 2008-03-21 01:07 | ◆このごろのいわいさんち
感覚のリセット―[7] 葉っぱとコンセント
紀伊國屋書店のフリーマガジン「スクリプタ」の最新号が届きました。
連載中の僕のエッセイでは、このところずっと考えている
人が創造することの原点とはどこにあるのか、をテーマに書いてみました。
奥深いテーマなので、この小文ではまだまだ未消化な感じですが読んでみてください。

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感覚のリセット― [7]

葉っぱとコンセント

岩井俊雄

f0118538_0362761.jpg もうずいぶん前だが、わが家でこんなことがあった。今の家に引っ越す前、まだ豊島区の賃貸マンションに住んでいたときのことである。ある夏の日の午後だったか、部屋の壁をふと見たら、電気のコンセントから葉っぱが2枚、ぶらりと垂れ下がっていた。発見した瞬間は、あたかもコンセントの穴から緑の葉っぱが生えてきたように見え、その違和感にドキリとした。そしてすぐに――ロカちゃんの仕業だ!と気がついた。
 当時、ロカちゃんは2歳くらいだっただろうか。ママが、イタリア料理の香り付けに使うバジルを、ベランダに置いたプランターで育てていて、パスタや魚介のマリネを作る時によく「お料理に使うからバジルの葉っぱ取ってきてー」と、まだ幼かったロカちゃんに遊び感覚で摘ませていた。ロカちゃんは何を思ったのか――たぶん、そのバジルの葉の根元の茎の部分が、ちょうどコンセントの穴に合う太さだということに気がついたのだろう――2枚のバジルをコンセントに差し込んだのである。
 差したのが葉っぱでよかった、万が一電気を通す金属の何かだったら…と想像してヒヤリとしたのだが、コンセントから自然に生えたような葉っぱの佇まいがなんともアートっぽくて、胸をなでおろすと同時に笑ってしまった。他愛のない子どものいたずら、と言ってしまえばそれまでだが、「電気と植物」という意外な組み合わせも、見た目のビジュアルもインパクトがあったし、これがもしアーティストの作品として美術館に展示されていたら、ちょっとした文明批判のコンセプチュアルアートか?とまで、深読みしてしまいそうな出来映えだった。僕には、大人が知恵を絞って考えた現代美術作品も、それほどレベルが変わらないような気がして、アートに関わる者の一人として大いに苦笑してしまった。大人がこれをやったらあざといが、2歳の女の子が無心でやった行為だからこそ、余計にアート的に感じてしまう部分もあった。せっかくなので、記念に写真を撮っておいたのだが、どこかにいってしまって見当たらないのが残念である。
 幼い子どもは時折、大人を驚かせ、考え込ませるようなことをしてくれる。現在1歳4ヶ月の次女ゆゆちゃんも、このところ面白い行動をするようになってきた。先日のこと、ゆゆちゃんがリビングの壁の下側にある換気用の窓の前に立って、しばらく両手を動かしているので、何をしているのかな、と思ってよく見たら、窓に取り付けられた網戸をツメでカリカリ引っ掻いて、その音を楽しんでいた。両手の指先を上下に細かく動かして、網戸の音を奏でるゆゆちゃんは、まるで器用にピアノを弾いているかのようにも見えた。かなりの時間、夢中になってやっていたので、そんなに面白いのかな?と、僕も後で試してみたが、子どもと大人ではツメの大きさや厚さが違うせいか、ゆゆちゃんのような高い音がうまくでなかった。しかし、音だけでなく、網戸の上に指をすべらせる時の感覚が新鮮で、ハッとさせられるものがあり、ゆゆちゃんが楽しんでいた理由がわかった気がした。その後、彼女が網戸だけでなく、リビングで使っているガスファンヒーターの裏側の防塵用に取り付けられた金網でも、同じように音が出るのを発見して遊んでいるのを見て、その観察力にすっかり感心させられた。
 考えているうちに、僕の作品制作も、ゆゆちゃんとまったく同じプロセスをたどっていることに気がついた。新しい作品のアイデアは、日常生活の中の何気ない気づきからやってくることが多い。それをいかにつかまえて、面白さの理由を理解し、作品の中で再現できるようにするか。ゆゆちゃんの場合も、たぶん最初は、たまたま網戸にツメが当たって音が出たのだろうが、そのことを面白いと感じて、何度も繰り返しては面白さの追求をし、さらにファンヒーターの裏に似た質感の網を見つけて、同じ行為をちゃんと再現しているのだ。20年以上プロのアーティストをやってきた自分も、なんのことはない、たった1歳のゆゆちゃんと同じではないか。
 幼い娘たちがとったこれらの行動は、日常生活の中でいくつかの条件が偶然重なって生まれたもので、作品や表現と呼べるようなものではないかもしれない。たぶん本人でさえ、そのうち時間が経てば忘れてしまうくらいの他愛ない遊びの一つに違いない。しかし僕には、彼女たちの行為が、まさしく人の「発見し、創造する」ことの原点のように思えてならない。「三つ子の魂百まで」と言うけれど、僕ら大人が何かを作りたい、表現したい、と思う気持ちの根っこは、もっと前の、こんな幼児期の喜びからずっとつながっているのではないか。
 僕は、長年メディアアーティストとして、新しい自分だけの何かを創造することを職業とし、誇りに思ってきたけれど、それでも作ることをあえて仕事にしてしまったがために、相手のリクエストや締め切りに合わせ、世の中での位置づけや他人の評価をつい気にしてしまうようになってしまった。それに比べて、彼女たちは、誰かを驚かせたいとか、ほめて欲しいとかいった作為も欲もなく、誰からも教えられずに自分で遊びを発見し、純粋にその喜びに没頭している。そんな子どもたちを、大人になった僕はとてもまぶしく感じるのである。
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初出 scripta no.7 (紀伊國屋書店)

by iwaisanchi | 2008-03-19 00:37 | ◆岩井パパのエッセイ


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