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お知らせです
岩井パパです。
いつものぞいてくださっている方、ありがとうございます。
都合により、次回更新は9月上旬になる予定です。
まだ夏のエピソードで書きたいことがいくつかあるのですが、夏が終わってしまいそうですね…
それではまた。
by iwaisanchi | 2008-08-26 07:01 | ◆お知らせです!
ロカちゃんと展覧会めぐり 夏休み編 その2
この夏休みにロカちゃんと行ったもうひとつの展覧会は、
神奈川県の平塚市美術館で開催中の
『田島征三展―絵本の大地・木の実の夢』。
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田島征三さんは、『しばてん』、『やぎのしずか』シリーズ、『とべバッタ』などで有名な絵本作家です。
かこさとしさんとは、まったく違う作風ですが、
パパは田島征三さんも昔から大好きな作家なのです。

この日は8月16日土曜日。平塚というところに行くのは初めてです。
午前中に家を出て、新宿から湘南新宿ラインに乗り換えました。
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電車の窓から外を見ると、真っ青な空に入道雲。
夏らしい、いい天気です。

新宿から平塚までは約1時間。
乗ってすぐに、「ねえパパ~なんかしてあそぼうよお~」と、ロカちゃんがぐずり始めました。

こんなとき、座席に座っていれば紙に絵を描いたりするのですが
電車が混んでいて、ふたりとも立っていたのでそれもできません。
「しりとりでいい?」とパパ。
「ふつうのしりとりじゃつまんない」と、ロカちゃん。
確かに、しりとりはもうあきるほどやっています。
いい遊びはないかなあ、とパパは一生懸命考えました。
こういう何もないときにこそ、結構いいアイデアが出るものなのです。

「そうだ!こういうのはどう?小さいものからどんどん大きくしていく遊びは?」
「え、どういうこと?」
「どちらかが、すごく小さいものの名前を言う。
そうしたら、もう一人がそれよりもちょっとだけ大きいものを言って、だんだん大きくしていくんだよ」
「おもしろそうだね!じゃ、わたしからいくよ。すごくちいさいものは…すな!」
「すなつぶ、ってことだね。じゃパパは…ノミ。」
「アリ!」
「ダンゴムシ」
「カタツムリ!」
「急に大きくしちゃだめだよ。ほんのちょっとずつ大きくしなくちゃ」
「じゃあ、カタツムリのあかちゃん!」
「ハハハ、じゃあパパは…ブルーベリーの実。」
「わたしは、えっと…パンジーのはなびら!」
「へえ、なんだかおしゃれだね。じゃあ、ドングリ。」
「クリ!」
「カタツムリのおとうさん」
「ふふふ、くるみ!」
「スーパーボール」
「スーパーボールっていろんなおおきさのがあるよ」
「じゃあ、中くらいのスーパーボール」
「まつぼっくり!」

こんな風に、相手よりもちょっと大きなものをふたりで次々と言い合いました。
途中、おにぎり→アンドーナツ→クリームパン、と食べ物が続いたり、
おふろのイス→ちゅうくらいのタオル→足ふき、とおふろシリーズになったり、と
相手の言った言葉に、こちらのイメージも左右されて笑えます。
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しばらくして座れたのですが、面白くてずっとこの遊びを続けていました。
ふたりの頭の中に、共通した「大きさのイメージ」があることが
手に取るようにわかってくるのが面白いのです。

そのうち、やま→みずうみ→くも→とうきょう→うみ→そら、と
ずいぶんスケールが大きくなってきました。

そしてついに、
ロカちゃん「ちきゅう!」
パパ「もくせい!」
ロカちゃん「たいよう!」
パパ「たいようけい!」
ロカちゃん「うちゅう!」
と、宇宙にまでたどりつきました。

ここで終わるのもくやしいので、
パパは、「宇宙よりも大きいものは…『人間の想像』、かな」と言ってみました。
「ロカちゃん、わかる?人は宇宙より大きいものを想像することができると思うんだ」

説明しながら、ちょっと理屈っぽかったかな、と思っていると、
ロカちゃんはすかさず「もっとおおきいものがあるよ!」と言いました。
これで終わりだな、と思っていたパパは、(えっ、なに?)とびっくり。

「それはね……ふふふ、『おおおとこのそうぞう』!
おおおんなでもいいよ~あはははは!」
これは一本取られました!!

ふたりで大笑いしているうちに、電車は平塚駅に到着しました。
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平塚駅からタクシーに乗って、5分くらいで美術館に着きました。
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時間はちょうどお昼です。まずは展覧会を見る前に腹ごしらえ。
インターネットで下調べをしたら、美術館内のレストランがなかなかよさそうだったので
ここでお昼を食べようと決めていたのです。
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予想通り、素敵でおいしいレストランでした。
公立の美術館に付属のカフェやレストランはたいしたことがない場合が多いので珍しいですね。
特にロカちゃんの食べたキッズプレートは、盛りだくさん&ヘルシーでとてもおいしそうでした。

さて、食事を終えていよいよ展覧会へ。
受付に行くと、今日は特別に追加でギャラリートークをやることになりました、と言われました。
えっ、どんなギャラリートークですか?と聞くと、
作家本人のトークでそのあとにサイン会もあるとのこと。
思いがけず田島さんに会えることになって、パパはものすごく興奮してしまいました。

実は、パパは大学1年生の時に、青山のクレヨンハウスであった
田島さんの講演会に行ったことがあり、『やぎのしずか』にサインをもらったことがあるのです。
それが、好きな作家にサインをもらった初めての経験でした。
もう27年も前のことです。その時のことが、はっきりと思い出されました。
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ギャラリートークは2時半からということで、まだ1時間半ほどあります。
ロカちゃんとゆっくりと展覧会を見ました。
ロカちゃんも「田島征三」という名前は知らなくても、
『とべバッタ』や『ふきまんぶく』は学校の図書館にあるらしく、よく知っていました。
途中『モクレンおじさん』という写真絵本を見て、
「これ、わたしもってる!これもこのひとなの?」と驚いていました。

パパも長年好きだった絵本の原画に出会えて大感激です。
特に、初期の泥絵の具で描かれた原画の色の美しさにハッとしました。

代表作のほとんどの絵本の原画が年代を追って見られ
常に自分の確立したスタイルを壊そうともがき苦しんだ田島さんの軌跡がよくわかります。
別室には、最近の木の実を使った大きな作品も展示されていて、
こちらも見ごたえがありました。

2時半からのギャラリートークには、たくさんの親子が集まりました。
田島さんは、絵本だけでなくエッセイもとびきり面白いのですが、
トークも自然体で、かつユーモアたっぷりで
みんな作品制作の裏話などに聞き入っていました。

ドングリなどを使った木の実の作品の説明では
「僕は、ドングリの"はかま"の部分しか作品に使いません。
どうしてかっていうと、ドングリ自体はリスとかの小動物が食べるから、拾わないんです。」
という話に感心しました。

人と、生きる姿勢と、生活スタイルと作品とがまったくぶれずにひとつになっている。
そしてそのどれもが、生き物への愛情や、生きるエネルギーに満ち溢れている。
それが田島征三という作家の魅力だなあ、とあらためて思いました。
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ギャラリートークのあと、サイン会になって、ロカちゃんは一番にサインをもらいました。
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サインをしてもらったのは、パパが選んだ『ふきまんぶく』です。
ふきまんぶく、とは「ふきのとう」のこと。

田島さんに「娘の名前を書いていただいてもいいですか?
ふきのはな、と書いてロカと読むんです。ふきのとうのイメージでつけました。」と、お願いすると
「へえー、あのくさかんむりのふき?」と、ちょっと驚いていました。
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ちなみに、田島さんの娘さんも、この絵本を描いたころに生まれて「蕗(ふき)」と名付けたそうです。
ロカちゃんの名前をつけた時には、『ふきまんぶく』のことはすっかり忘れていたのですが、
もしかしたら僕の潜在意識にこの絵本のことがあったかもしれないなあと、思いました。

田島さんの絵本はこの『ふきまんぶく』をはじめ、偕成社からたくさん出版されているのですが、
僕が同じ偕成社から『100かいだてのいえ』を出した年に、田島さんに偶然再会でき、
ロカちゃんの名前を書いてもらえたことにも、不思議な縁を感じました。
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パパも前から読みたかったエッセイ『絵の中の僕の村』にサインをいただきました。

サインをもらったあと、ロカちゃんは自分でも絵本を選びたがったので、
パパはもう一冊買ってもいいことにしました。
ロカちゃんは『やぎのしずか-3 しずか おめでとう』を選びました。
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そして、ふたりとも大満足して美術館の外へ出ました。
せっかくなので、石の上にカメラを置いてふたりで記念撮影。
うまく撮れたか確認すると、あれ?後ろの大きな金属の彫刻が
なんだか空中に描かれた線のように見えます。
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面白がって、ロカちゃんにポーズをとってもらって、
こんな写真を撮って遊びました。
(さっきと形が違いますが、この作品はゆっくりモーターで回転しているのです)
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帰りは駅まで歩くことにしました。
途中の遊歩道や公園では、うるさいくらいにセミが鳴いています。
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ロカちゃんの帽子でセミを捕まえて遊びながら、駅へと向かいました。
夏らしい、とても充実した一日になりました。

帰りの電車の中では、「うぶげ」からスタートする
「短いものをだんだん長くする」遊びをやりながら帰りました。
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P.S.
ところで、かこさとしさんの原画展で、だるまちゃんの絵本の印刷が原画に忠実だったと書きましたが、
田島さんの『ふきまんぶく』は、原画と絵本の色がまったく違っていました。
見比べてみると、原画の深みのある色、鮮やかな色が絵本ではまったく出ていません。
さらに一部、原画を撮影するときのミスなのか、絵がぼけてしまっているところもあります。
出版当時の印刷技術のせいかもしれませんが、
原画があまりに美しかったので、とても残念に思えました。
偕成社さん、なんとかして欲しいです。

ファンの方は、ぜひこの展覧会で田島さんの原画の美しさを見てください。
展覧会情報はこちら。8月31日(日)までです。
by iwaisanchi | 2008-08-24 18:51 | ◆このごろのいわいさんち
ロカちゃんと展覧会めぐり 夏休み編 その1
年の始め、今年はロカちゃんを連れていろいろな展覧会に行こう!
と、決心したパパでしたが、実のところ仕事が忙しかったり、
ロカちゃんとタイミングが合わなかったりして、なかなか実行できませんでした。

これまで行ったのは
『ブルーノムナーリ展』、『WATER展』『大ロボット博』の3つだけです。

でも、この夏休みは少しそれを挽回しようと、2つの展覧会に行ってきました。

まずその一つめは、銀座・教文館で開催中の
『原画展 かこさとしの世界 ―おはなしの絵本と科学の絵本―』。
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かこさとし(加古里子)さんの絵本は、パパもロカちゃんも大好きです。
特に、「だるまちゃん」シリーズの初期の何冊かは、
パパが子どもの頃に描かれた作品で、
保育園の頃に買ってもらっていた「こどものとも」でリアルタイムに読んでいました。
本当に懐かしい絵本のひとつです。

その原画が見られるとあって、
パパはウキウキした気持ちで、ロカちゃんを誘って銀座へと向かいました。

でも、せっかくわざわざ出かけるのに
原画展だけじゃロカちゃんは物足りないかな・・・と思い、
まずは日比谷スカラ座で『崖の上のポニョ』を見ることにしました。
(パパも見たかったんです)
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混んでてすぐには入れないかも、と思ったのですが
意外にスムーズにいい席が取れて見ることができました。
ポップコーンとジュースも買って、ロカちゃんは大満足です。

最近は映画館よりも、家でDVDなどで映画を見ることがほとんどですが、
親子で映画館に行って映画を観る、という体験はやっぱりいいですね。
『ポニョ』の内容については、いろいろ言いたくなるところもあったのですが、
親が子どものために渋々ついていくのではなく、
一緒に楽しみに出かけられる『ポニョ』のような映画は貴重だなあ、と改めて思いました。
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さて、映画館を出て、さあ次は展覧会だ、と
銀座方面に歩いていたら、ソニービルの前で人だかり。
見れば「沖縄美ら海」をテーマにイベントをやっていて、
ソニービルの前に置かれた大きな水槽の中には、沖縄の美しい魚がたくさん泳いでいました。

世界最大の水槽があることで有名な「沖縄美ら海水族館」で撮影した
立体映像が見られるシアターがあるとのことだったので、中に入ることにしました。
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いろいろな展示があったのですが、中でもウミガメの赤ちゃんが
直接さわれたのがよかったです。
ヒレや頭はとても硬かったのですが、首はとても柔らかいのに驚きました。
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思いがけず、夏休みな気分になったあと、
ようやく銀座の教文館に到着しました。
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9階のホールでおこなわれていた展覧会は、こじんまりとしたスペースながら、
『だるまちゃん』シリーズのほか、『とこちゃんはどこ』や『からすのパンやさん』など、
かこさとしさんの代表的な絵本の原画がずらりと展示されていました。

パパお目当ての『だるまちゃん』シリーズは、40年も前に描かれたものなので
紙自体は少し黄ばんでいましたが、色はとても鮮やかで
横に置かれていた絵本と原画とを見比べても、
とても正確に色が印刷されていることがわかりました。

『100かいだてのいえ』では、色の再現にかなり苦労したので、
こんなに昔からある絵本が、原画を忠実に再現していることにとても感心したのでした。
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展覧会を見たあとは、教文館内の子どもの本の専門店「ナルニア国」に寄りました。
実はここに来たのは初めてだったのですが、
普段はなかなかお目にかかれない子どもの本に関する評論集や
海外の絵本がとても充実していました。

パパは、子どもの頃の思い出の絵本『だるまちゃんとかみなりちゃん』と
石井桃子さんのエッセイ集を買ったのでした。

P.S.
かこさとしさんの展覧会の情報はこちらから。
8月24日までやっています。
by iwaisanchi | 2008-08-20 20:22 | ◆このごろのいわいさんち
にじいろかき氷屋さん
かき氷で色の実験をやった翌朝のこと。
パパとロカちゃんは、昨日のことがとても楽しかったので
近所のお友だちを呼んでかき氷屋さんをやってみようよ!と盛り上がりました。

いろいろな色のシロップを混ぜて味を作ってくれる世界でただ一つのかき氷屋さん。
お店の名前は「にじいろかき氷屋さん」に決定です。

そうとなったらさっそく準備開始!
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まず、大きなダンボールの板でメニューを作ることにしました。
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メニューは名付けて「にじいろメニュー」。
メニューの上半分は、ひとつひとつのシロップの名前を書いた「ふつうのメニュー」ですが、
下半分は、昨日ふたりがつくったシロップの組み合わせと味の名前を書いた
「スペシャルメニュー」です!
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ロカちゃんがメニューを作っている間に、パパはお店のチラシを作ります。
「にじいろかきごおりやさん ほんじつかいてん」
時間は午後2時から4時までの2時間、ということにしました。
えんぴつで描いた下絵をパソコンでスキャンして色をつけプリント。

チラシができると、すぐにふたりで、近所のお友だちの家に配りに行きました。
お留守の家には、ポストに投函。
チャイムを鳴らして、「きょうのごご、かきごおりやさんやりまーす」とチラシを渡すと
みんな急な訪問にびっくりしながら、
「たのしそう!あとでぜったいいくね!」と喜んでくれました。
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さあ、あとはお店の準備です。
かき氷屋さんといえば、忘れてはいけないのは
例のひらひら店先で揺れている旗ですよね。
「にじいろかき氷」なので、紺の「氷」の字の代わりに
虹色に塗った旗を作ってみました。
(千鳥の代わりにペンギンの子どもたちを飛ばしました)
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その旗を竹の棒の先にくくりつけて、目立つように庭の入口に立てました。
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かき氷マシンは、黒と黄色のガムテープで目とくちばしをつけて、
「ペンギンさんかき氷マシン」に大変身!
こうしてみると、最初からペンギン用のデザインだったのではないかと思うほどお似合いです。
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リビングのテーブルに、メニューやシロップを並べ、
ロカちゃんは、エプロンやアクセサリーをつけて、準備万端。

そして午後2時になって、みんなが続々と集まりはじめました。
子どもたちだけでなくお父さん、お母さんたちも一緒です。
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フルーツを持ってきてくれたご家族がいました。
それならと、すぐにトッピングメニューを作ってぶらさげます。
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結局、急なお誘いにも関わらず、チラシを持っていった4家族全部が集まってくれました。

パパとロカちゃんで、まずはごあいさつ。
「みなさん、本日は『にじいろかき氷屋さん』にようこそいらっしゃいました!」

「このお店は、普通のかき氷屋さんとはちょっと違います。
シロップを混ぜて世界でここだけの味を作るお店です!
例えば、イチゴとレモンのシロップを混ぜると『たいようのあじ』ができあがります!」
と、メニューを説明します。
みんなからは「うわぁ、たのしそう~」と声が上がりました。

「このメニューの中からご注文いただいてもいいのですが、
みなさんのご希望に合わせて、好きなシロップを混ぜ合わせますので
この『ちゅうもんひょう』にお書きください~」
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それぞれのご家族に「ちゅうもうんひょう」を渡して、食べたいかき氷を書いてもらいます。
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注文ができた順に、ロカちゃんがグラスの中でシロップを混ぜ合わせ、
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できたシロップを渡して・・・
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テイスティングしてもらいます。
「おきゃくさま。このあじでよろしいでしょうか?」
OKであれば、かき氷の上にそのシロップをかけてオリジナルかき氷の完成です。
さあ召し上がれ~
子どもたちからは「おいしいのができた!」と喜びの声が返ります。
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最初のうちは、パパとロカちゃんのメニューに沿った注文が多かったのですが、
そのうちみんなからも奇抜な注文が出始めました。
例えばこちらのご注文は「あずき+はちみつ+ブルーハワイ」!
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さあ、いったいどんな味がするのでしょう??
まわりのみんなも「きっとまずいよ」とか「色がすごい」とかいいながらも興味津々です。
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まず一口食べたおとうさんから、意外にも「これはうまい!!」と驚きの声が上がりました。
女の子も「おいしいー」
「え~っ、ほんとう!?」と、他の人たちも半信半疑で
味見させてもらいましたが、これがなんと、とてもおいしい!
新発見です。
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他にも意外な新しい味が次々と発明され、
それぞれの子どもたちと大人が、めいめい好きな注文のかき氷を食べて大満足です。
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さて、ずっとみんなのリクエストに答えて
シロップの調合や、かき氷作りを一生懸命やっていたロカちゃんですが
さすがに疲れてきて「わたしもたべたいよ~」と言い出しました。
そこでみんなにはちょっと待ってもらって自分の分を作り始めました。
あれ?シロップをまぜずに直接氷の上にかけています。
そしてできたのは・・・
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おお、まさにこれこそ「にじいろかきごおり」!
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ロカちゃんは、そこにさらにいろいろなフルーツや
あずきを全部トッピングしたのでした。
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「うわーきれい!」「ロカちゃんのすごい!」と子どもたちから歓声が上がりました。
ロカちゃんもおいしそうに食べています。
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ロカちゃんのかき氷を見て、2回目のこどもたちの注文は
みんながいろいろなものをトッピングしはじめました。
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フルーツだけでなく、家にあったクッキーなどのお菓子も乗せて、
まるでケーキのようになっていきました。
ちなみにこれはロカちゃんがママのために作ったスペシャルかき氷。
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予定の時間を過ぎても「にじいろかき氷屋さん」は大繁盛、大盛り上がりでした。

さて、かき氷に子どもたちが満足して、
みんながめいめいに遊び始めたので、
せっかくこんなにみんなが集まってくれたんだから…と、
パパは「いわいさんち流」のおもてなしをすることにしました。
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まず、おとうさんたち全員に地下の仕事場に来てもらい、
パパが指示して大急ぎのダンボール工作開始。

おとうさんたちに作ってもらったのは
以前に他の子どもたちと一緒に作ったことのある
輪ゴムを飛ばして的を倒すダンボールの射的です。
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ダンボールのピストルと的が完成したら、みんなを呼んで射的開始!
親も子どもたちも夢中です。
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最初は、それぞれが輪ゴムを飛ばして的を倒して遊んでいたのですが
みんなが慣れてきたところで、家族対抗の射的大会をやることになりました。
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大人と子どもで撃つ位置を変えたり、的の大きさで点数を変えたりと、
その場でルールや点数表を作ってゲームを始めたのですが、
家族対抗というのが異常に盛り上がり、みんな真剣です。
最後のほうは、手に汗握る熱戦が繰り広げられました。
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射的を楽しむ間、順番待ちの子どもたちは
ターザンロープを楽しんでいました。
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みんなが地下で遊んでいるうちにいつのまにかどんどん時間が経っていましたが
それを予想してママは晩ごはんの用意をしてくれていました!ありがとう~

わが家のリビングで、こんなにたくさんの家族が一緒に食事するのもはじめてです。
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地下からテーブルの天板を運んで、箱の上に乗せ
なんとか子どもたちの席もできました。
楽しく遊んでいた子どもたちは、今日はごはんもみんなで一緒に食べたいな~と
もらしていたので、予想外の展開に大喜びだったのでした。
by iwaisanchi | 2008-08-17 22:04 | ◆このごろのいわいさんち
かき氷で色実験
毎日暑いですね!!

こんなときに食べたくなるものといえば、やっぱりかき氷です!
ロカちゃんも、「パパ~かきごおりやろうよ~」と
昨年買ったかき氷マシンをキッチンの奥からひっぱり出してきました。

「ねえ、シロップかいにいこうよー」とロカちゃん。
これまでわが家でかき氷を作る時は、色の派手なシロップではなく、
自家製梅ジュースとかカルピスとか練乳とか、
からだによさそうなものをかけるようにしていたのですが、
子どもにはちょっと物足りないみたいですね。
色の派手なシロップがかけたい気持ちもわかります。

そこで、たまにはいいか、と思ってパパはロカちゃんと一緒に
近くのスーパーにシロップを買いに行くことにしました。

売っていたのは、「いちご」に「メロン」に「レモン」に「ブルーハワイ」。

「さあどれにする?」
ひとつだけ買っていいよと、ロカちゃんに選ばせようとしたのですが
「うーん」と考え込んでしまって、とても決められません。

そりゃそうですよね。
この4つの中でひとつだけ選ぶっていうのは大人でも難しい。
ひとつ選んだら、この夏のわが家のかき氷はずっとその味になってしまうのです。

真剣に悩んでいるロカちゃんを見ながら、
パパは(そうだ!)と思いました。
「ねえ、ロカちゃん。ママには怒られるかもしれないけどね…」

そして…
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ジャーン!
結局4つ全部買ってしまったのでした!

値段は1本262円なので、まあ大したことはありません。
心配なのはかき氷の食べすぎと、着色料…
でも、全部買ったときのロカちゃんのうれしそうな顔といったらありませんでした。

そして、パパも内心(あ~こういうの子どもの時にやりたかったなあ!)と思ったのでした。
家にかき氷のシロップが全部そろってるなんて、子どもにとっては夢のようですよね!
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ニコニコ顔で家に帰ってきたロカちゃんは、
「そうだ、わたし、かきごおりやさんやる!」と、
ダンボールで看板を作りはじめました。
シロップがたくさんそろったことで、イメージがぐんぐん広がったようです。
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そして、看板を作ったあとは、さっそくかき氷マシンで氷をかき始めました。
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まずは小さなグラス4つにかき氷を作って、
4種類のシロップをそれぞれかけます。
パステルカラーでとてもきれいですね。
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ロカちゃんとパパでそれぞれ味見です。
うーんおいしい!これぞかき氷!

4つの味をそれぞれ堪能してから、
パパはロカちゃんにこんな提案をしてみました。

「ねえロカちゃん、シロップとシロップをまぜたらどうなるかな?」
「えーそんなことしていいの?」
「まぜると、きっと見たことない色と味のシロップができるんじゃないかなあ?」
「おもしろそう!やろうやろう!」

実はパパは、スーパーでシロップを買う時、もしかしてこのシロップで
色と味の実験ができるかも?と思いついたのでした。
ただ4種類のシロップをかけて食べるだけでない、
面白い体験ができればしめたものです。
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さあ、さっそく実験を始めましょう。
まず、ガラスの器に、レモンシロップを入れます。
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そこにブルーハワイを足してかき混ぜると…
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きれいなグリーンのシロップができました!
メロンシロップの色とはちょっと違ったタイプの緑色です。

ふたりでおそるおそるなめてみると・・・・おいしい!!

「意外とおいしいね~!ロカちゃん、この味に名前をつけようよ!なんの味だと思う?」
「さわやか、なかんじ?」
「パパはなんか森っぽい気がする」
「じゃあ、『さわやかなもり』は?」
「いいね、それにしよう!『さわやかな森のあじ』に決定!」

自分たちで調合した色と味のシロップに名前をつける…面白くなってきました。
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次はブルーシロップに…
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イチゴシロップを混ぜてみましょう。
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そのままでもきれいですが、よく混ぜ合わせると…
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透き通った、きれいな青紫色になりました!

「この味は何かな…難しいね」
「わたしは、ふしぎなぶどうってかんじがするよ」
「そうかなあ…でもいいや、『ふしぎなぶどうあじ』に決定!」
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次はレモンとイチゴを混ぜてみます。
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これは思ったとおりにきれいなオレンジ色になりました。
でも味のほうは、まったくオレンジとは関係ない味です。
「パパは、これは『たいようのあじ』って名前をつけたいな」
「いいね、そうしよう!」
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そして、さらにその『たいようのあじ』に、メロンシロップをまぜてみることにしました。
さあ、どうなるでしょう?
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うーん、この組み合わせはちょっと混ぜるのが恐いような…
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混ぜてみたら、こんな色になりました。
そしてさっそく、こわごわふたりでテイスティング。
「あー、意外とおいしいね、これ」
「ちょっとガムっぽい」
「色は草みたいな色になったね」
「じゃあ『くさのガムのあじ』がいいよ!」
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そこにさらにブルーも混ぜちゃいましょう!
これで4種類のシロップ全部を混ぜたことになります。
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さっきの『くさのガムのあじ』よりは、きれいなグリーンに戻りました。
もう何の味か、表現するのはとても難しい感じです…
ふたりで考えて、これは『なつのあじ』と呼ぼう!ということに決めました。

つまり、レモンにイチゴを混ぜると、『たいようのあじ』。
『たいようのあじ』にメロンを混ぜると、『くさのガムのあじ』。
『くさのガムのあじ』にブルーハワイを混ぜると『なつのあじ』になるわけですね。
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最後、ロカちゃんはさらに、家にあったカルピスとハチミツも混ぜ始めました!
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できあがったのは、白いカルピスと黄色いハチミツのせいで
これまでのシロップだけの混ぜ合わせとはまた違うきれいなグリーン。
なめてみると酸味も加わって、これがなかなかおいしい。
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これを名付けて『ロカちゃんスペシャル』!
いただきまーす。

あー面白かった。
by iwaisanchi | 2008-08-13 15:16 | ◆このごろのいわいさんち
クーヨン9月号 『プールで父が教えてくれたこと』
クレヨンハウスから発行されている月刊クーヨン最新号の特集は
「子どもを認めてしかる・ほめる」。

僕は子どもをほめるのは結構うまくやれているのではないか、と思っているのですが
逆にしかるのは苦手で、すごく難しいなあ、といつも思います。
子どもをしかるたびに、自分自身を問われているような気がしてしまうのです。
ほめるだけでなく、子どもたちをうまくしかれる父親でありたいと思うのですが、
毎回試行錯誤の連続です。
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さて、そのクーヨン最新号に『こころに響いた「わたし」の しかられ・ほめられ体験』というテーマで
短い文章を依頼されました。

子どもの頃にしかられた、または、ほめられた体験で、
印象に残っているエピソードをお教えください、ということで
うーんと考えて、思い出したのが、ある夏の日のプールでの出来事です。
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僕以外にも、絵本作家の五味太郎さん、酒井駒子さんなどがご自分の体験を披露されています。

読んでみてください。
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こころに響いた「わたし」の しかられ・ほめられ体験

プールで父が教えてくれたこと

岩井俊雄

 小学校2年か3年の夏、家族でプールに行った時のことです。僕はちょっとした悪ふざけがしたくなって、プールサイドに立っていた父親に後ろからそうっと近づき、えいっと背中を押してプールの中に突き落としました。すると、バシャンと水の中に沈んだ父はしばらくして浮かんできたものの、顔を下に向けたまままったく動きません。僕は青くなりました。まもなく、それは父のとっさの演技だったことがわかり、ほっと胸をなでおろしたのですが、水から上がってきた父にはひどくしかられました。軽い冗談でも、人の生死に関わるかもしれないことを絶対にやってはいけない、と。
 今でも、その時のことは、プールに浮かぶ父の背中のイメージとともに、しっかりと脳裏に焼きついています。ただ言葉で叱るだけでない、父のとっさの行動は、幼かった僕にとても強い印象を残しました。ふざけてやってよいことと悪いことがあるんだぞ、という人としての基本を父流に一つ教えられたのです。
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月刊クーヨン 2008年9月号 (クレヨンハウス)

by iwaisanchi | 2008-08-11 17:09 | ◆岩井パパのエッセイ


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