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豆まきとTENORI-ONI!
授賞式の翌日。

「きょうね、せんせいに『まめまきしたひと、てをあげて!』と いわれて、
わたしだけ てをあげられなかったんだよー。
みんな、なんで~って びっくりしてた」

ロカちゃんが、夕食の時にちょっとしょんぼりしながら言いました。

「ごめんねー豆まきできなくて…」と、パパが言うと、
「だからパパ、きょうはぜったい まめまきやるよ!」と、ロカちゃん。
意外と立ち直りは早いようです(笑)

「パパ、オニのおめんはどうする?ないよ」
「じゃあ作んないとね。ロカちゃんオニの絵描く?」
「え~わたし しゅくだいあるし」
「そっか、じゃあパパがボール紙でお面を作ろうかな…」

その時、パパは急に面白いアイデアがひらめきました!

「ロカちゃん、いいこと思いついた!
昨日はTENORI-ONのせいで、豆まきできなかったから…」
「え~なに?」

パパはさっそく、オニのお面の材料を用意することにしました。
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材料はこれ!
ハガキサイズの黄色い紙2枚と両面テープ。
そしてTENORI-ON。

「ロカちゃん、これでお面を作るよ!」
「え~?」ロカちゃんはポカンとしています。
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まずは、黄色い紙をこんな風に丸めて、コーン型を2つ作ります。
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そして、次にTENORI-ONをスイッチオン!
パパがLEDボタンを押して、光るドットを並べはじめると…

「あはは、パパ!それいいね!!」
ロカちゃんもパパの思いつきがわかったようです(笑)
二人であーでもない、こーでもないと
TENORI-ONの画面に点を並べて絵を描きました。
そして・・・
f0118538_23552398.jpg
ジャジャ~ン!
オニのお面の出来上がり!
(両端に、さっきのコーンを両面テープで貼りつけました)

名づけて、テノリオンならぬ、テノリオニ!!(笑)
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「さあ、じゃあ豆まきを始めるよ!
ロカちゃん、ゆゆちゃん、準備はいいかな?
席について!」

豆のはいったカゴを持って階段に座るロカちゃんとゆゆちゃん。
パパはソファベッドをステージに見立てて、その上にTENORI-ONを持って立ちました。
そして、二人に向かって深々とおじぎ。

「え~、このたびはメディア芸術祭の大賞という
なんとも素晴らしい賞をいただきまして、ありがとうございます!
これが、パパが作りましたTENORI-ONという楽器です。
どんな楽器なのか、ちょっとご紹介しましょう・・・」
普通にTENORI-ONの演奏をはじめるパパ。

しかし、しばらく経つと・・・
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「ガーッ、テノリオニだぞ~!」
パパがオニに変身してしまいました!!
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「かわいい女の子を くっちゃうぞ~~!」
(2つめの画面に切り替えると、口が開くんです)
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「え~い!オニは~そと!!フクは~うち!!」
ロカちゃんがテノリオニに豆を投げつけます。
それを見たゆゆちゃん、最初はちょっとびっくりしていましたが
すぐに真似して面白そうに豆を投げはじめました。

「うわ~痛い、痛い!助けて~」

豆がいっぱい飛んできます。
玄関のドアを開けて、外へ逃げるテノリオニ。
外まで追いかけて、豆をぶつけるロカちゃん。

「こらまて~!オニは~そと!フクは~うち!」
「ごめんなさ~い!もう悪いことはしませ~ん」
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「どーも、すいません・・・」
テノリオニも、昨日のこと、すっかり反省したようです(笑)
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床に散らばった豆を拾いながら、みんなでポリポリおいしくいただきました。

「あ~まめまきはたのしいな!!
まめをなげられるし、ひろえるし、たべられるもん!」

ロカちゃんには、やっぱり豆まきのほうがよかったみたいですね(笑)

子どもたちのはしゃぐ声とともに、わが家にも今日は福がやってきました。
by iwaisanchi | 2009-02-06 00:33 | ◆このごろのいわいさんち
メディア芸術祭の授賞式に行ってきました
2月3日(火)、文化庁メディア芸術祭の内覧会と授賞式に家族全員で行ってきました。

この日は平日なので、ロカちゃんは普通に学校があります。
でも内覧会は午後4時からなので、
授業が全部終わってから向かったのでは間に合いません。

そこで前の日に、おそるおそる早退させてよいか担任の先生に連絡帳で相談したら、

「おめでとうございます!ロカちゃんにとってもお父さんのこのような姿をはれの場で
一緒に見ることがとても重要だと思います。すてきな思い出のひとこまになりそうですね。」

と、とっても素敵でうれしいお返事をいただきました。
なので、お言葉に甘えて早退させることにし、
この日は給食が終わった頃に学校へと迎えに行きました。

みんないつもよりちょっとおめかしをして、乃木坂の国立新美術館へと向かいます。

家を出る前、ロカちゃんが、
「まめまきはどうするの?」と聞くので、パパは困ったな、と思いつつ
「うーん、もし時間があったらパーティ会場の隅でやろうか…」と、お茶を濁しました。

ロカちゃんはやる気まんまんで、
節分の豆の袋をポシェットの中に入れました(笑)…本当にできるかな?
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4時ちょっとすぎくらいに国立新美術館へ着いたのですが、
あたりはなんだかとても閑散としていました。
あまりに誰もいないなあ、と思ったら、今日は美術館の休館日だったようで
メディア芸術祭の内覧会のためだけに特別に開けたようです。

そのため警備も厳重で、うっかり招待状を忘れてしまったパパは、
守衛さんに何度も止められて、
毎回「受賞者なんですけど」と、説明しなければなりませんでした。
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中に入ってもあまりにだだっぴろく、展示室やお店がみんな閉まっているので
なんだか不安な感じです。
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でも、さすがに2階のメディア芸術祭の会場に着くと、
中にはすでにたくさんの人が詰めかけていました。
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ちょっとほっとして、入口のタイトルパネルの前で記念撮影。

今回はわが家の4人に加えて、ママのお姉さん
(ロカちゃんは、”おばちゃん”と呼んでます)も一緒です。

たぶんパパは子どもたちを見てる余裕はないし、帰りも夜遅くなりそうなので、
ママのヘルプとして、念のためお姉さんにも来てもらったのです。
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展示会場内はとても広く、天井高も高いです。
その中でTENORI-ONの展示は、こんな風になってます!
TENORI-ON型の巨大なスクリーンを作ってもらったのですが、かなり目立っています。
スクリーンの下にTENORI-ONデモ機が5台。自由に触れます。

他にも、この大きな会場には受賞作や応募作、
また大学関係の技術展示など、たくさんの作品が展示されています。
ゆっくり見たいところですが、パパは授賞式のリハーサルがあって
まもなく別の会場へと向かわなければなりません。
みんなと別れて、授賞式会場である東京ミッドタウンへと向かいました。
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国立新美術館から東京ミッドタウンへは目と鼻の先、歩いて5分くらいです。
イルミネーションがきれいですね。

授賞式の会場は、地下一階のミッドタウンホールというところでした。
初めての場所です。

行ってみると、ここもとにかくメチャクチャ広いホールで、
授賞式と祝賀会の準備がそれぞれ別の大きな部屋で行われていました。

ここでようやくTENORI-ONプロジェクトの相棒であるヤマハ西堀くんと会い、
他の受賞者とも一緒に式のリハーサルをやりました。

授賞式の本番スタートは、夕方6時。
ママたちも、6時少し前にこちらの会場へとやってきました。
内覧会のあと、ちょっとだけ買い物もしてきたようです。
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これが、授賞式の会場の様子です。
パパが西堀くんと大賞授賞のあいさつをしているところです。
やたら広いホールに、どでかいスクリーン。

ところで、メディア芸術祭は、アート部門、エンターテインメント部門、
アニメーション部門、マンガ部門と4つの部門があるのですが、
なんとマンガ部門で、パパがまだ学生の頃に大好きだった
漫画家の諸星大二郎さんと星野之宣さんが授賞されており、
それも二人とも写真しか見たことなかったので、
動いている実物を間近に見て、ものすごく興奮しました。
(諸星大二郎さんのマンガは、いまだにパパの本棚に並んでいます)

実は、今回自分の授賞よりも、これが一番ドキドキした出来事でした(笑)
(本を持っていって、サインしてもらえばよかった…)
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授賞式のセレモニーが終わり、記念撮影が済むと、隣の祝賀会場に全員移動です。
あんなに大きかった部屋が人で溢れかえっていました。

飲み物をもらって乾杯をし、ママたちとちょっとくつろごうとしたのもつかの間、
すぐにお呼びがかかって、今度はパーティ会場のステージで西堀くんと
TENORI-ONの解説と演奏をしました。

演奏が終わった後、ロンドンから来ていた受賞者の二人組がやってきて
TENORI-ONに関して質問攻めにあいました。
いたく気に入ってくれたようです!

その後は、もうひっきりなしにいろいろな人に声をかけられて
ずっとしゃべりっぱなし、立ちっぱなし、あいさつしっぱなし(苦笑)
まったく休むヒマもありませんでした。

パパが次々とたくさんの人と話していると、途中しばらくして、
ロカちゃんがお皿におすしやデザートを乗せて持ってきてくれたのですが
「パパ!これ…!」と言ってお皿をパパに手渡してから、ウワンウワン泣き始めました。
「ロカちゃん、どうしたの?大丈夫?」と聞いても泣き止みません。

まもなくママがやってきて、
「食べるものがなくなっちゃいそうだから、ロカちゃんは、
パパの分をとっておいてあげる!って言って
おすしをお皿にきれいに並べてとっておいたんだよ。
でも、パパはずっと話しこんでるし、そのうちお皿の上のものを
ゆゆちゃんがさわろうとして、何度止めてもやめないから、泣いちゃったんだよ」
と、説明してくれました。

ごめんね、ロカちゃん!
ロカちゃんは優しいなあ!

しかし、その後もパーティの最後まで、ずっとパパは忙しく、
ママやロカちゃんたちがどうしているのか気になっていたのですが、
案の定、みんな退屈しきっていたようでした。
でも、辛抱強くパパのことを待ってくれていました。ありがとうねー
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結局、9時すぎまで会場にいることになり、
みんな疲れきってしまったので、そのままタクシーで家まで帰りました。

タクシーに乗ると、ロカちゃん、ゆゆちゃんはすぐに沈没。
遅くまで付き合わせちゃってごめんね…

うれしい日ではあったけれど、ちょっと家族に負担をかけてしまった日でもありました。

そして何より…節分の豆まきは、やっぱりできなかったのでした。
by iwaisanchi | 2009-02-05 03:05 | ◆このごろのいわいさんち
文化庁メディア芸術祭でTENORI-ONが大賞を受賞しました!
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昨年12月頭に発表されたので
すでにご存知かもしれませんが、岩井パパがヤマハと一緒に作った
21世紀の楽器TENORI-ONが、文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門で
大賞を受賞しました!!

任天堂・宮本茂さんのWiiFitや、佐藤雅彦さんの展覧会、中村勇吾さんのWeb作品など、
そうそうたる顔ぶれをおさえての大賞受賞は、純粋にうれしいです!

さて、このメディア芸術祭の展示やイベントがいよいよ2月4日から
六本木の国立新美術館で始まります。

TENORI-ONは、会場で体験できるように何台も並べて展示します。

また、14日にはエンターテインメント部門のシンポジウムがあり、
トークとTENORI-ONのデモをやります。



第12回文化庁メディア芸術祭

主 催 : 文化庁メディア芸術祭実行委員会
(文化庁・国立新美術館・CG-ARTS協会)
会 期 : 2009年2月4日(水)~2月15日(日) ※2月10日(火)は休館
10:00~18:00(金は20:00まで)
会 場 : 国立新美術館(港区・六本木) 東京都港区六本木7-22-2
入場料 : 無料

[エンターテインメント部門受賞者シンポジウム]
2月14日(土)15:00~17:00
出 演 : 岩井 俊雄/西堀 佑(大賞『TENORI-ON』)
中村 勇吾(優秀賞『FONTPARK 2.0』)
田中 秀幸(エンターテインメント部門主査/アートディレクター)
桝山 寛(エンターテインメント部門審査委員/コンテンツ・プロデューサー )



すべて無料ですので、ぜひおいでください!
詳しい情報はこちらから。

P.S. 明日3日は、東京ミッドタウンで授賞式と祝賀会、そして内覧会があるので
家族全員で行ってくるつもりです。
ロカちゃんは、節分の豆まきができるのか心配してます(笑)
by iwaisanchi | 2009-02-02 15:23 | ◆お知らせです!


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