
偕成社の僕の担当さんから
「『
本の雑誌』の今月号に面白い記事が載っていました。ぜひ読んでください!」と
連絡があって、さっそく本屋さんに買いにいってきました。

その記事とは、巻頭の「絵本屋さん大賞をぼくらが読む!」という特集。

どんな記事かというと、
今年頭に月刊MOE誌上で発表された「
MOE絵本屋さん大賞」というのがあって
岩井パパの『100かいだてのいえ』も5位に選ばれたのですが、
大人(全国1000人の絵本屋さん)が選んだ、この「絵本屋さん大賞」を
子どもが選びなおす、というなかなか過激(笑)な記事なんです。
さすが「本の雑誌」。
実は、岩井パパもこの「絵本屋さん大賞」の結果を見たときの正直な印象は
『100かいだてのいえ』が5位に選ばれて、とてもうれしかった反面、上位に
大人っぽい絵本、お母さんが読んで感動しそうな絵本が多いなあ…だったので
その気持ちをまさに代弁してくれたかのようなこの記事には笑ってしまいました。
それで「本の雑誌」編集部に集まった、小1~小2の男の子2人と女の子1人が、
上位10作品を読んで、ランキングをつけなおした結果は・・・

なんと3人とも、『100かいだてのいえ』が1位もしくは2位に!!
たった3人の子どもたちに読んでもらった結果なので、
これもかなり偏ってると思いますが、うれしい~~
記事には、選考後の子どもたちの座談会が載っているのですが
とっても鋭い意見ばかりで感心したり、ドキッとしたり。
MOE絵本屋さん大賞と、この「本の雑誌」の記事の2つがセットになったことで、
現在の日本の絵本という文化の立ち位置があぶりだされてくるようでとても面白かったです。
興味ある方は、見てみてくださいね。