今年も、オーサー・ビジットに参加することになりました!
オーサー・ビジットとは、朝日新聞が主催している読書推進にちなんだイベントで、
子どもの本の著者が全国の小中高の学校に出向いていって、
出前授業をやるものです。僕は、昨年初めて参加しました。
昨年僕が行ったのは、福島県いわき市立入遠野小学校という
自然豊かな山あいにある全校生徒85人の小さな小学校。
その入遠野小学校の6年生14人の子どもたちに
リベットくんによるアニメーションづくりに挑戦してもらいました。
これまでもリベットくんのワークショップは何度もやったことがあるのですが、
主に低学年が対象で、人数も多く、リベットくんをつくってもらうところまでで
最後にコマ撮りしてアニメーションにする部分は僕自身がやっていました。
でも、今回は6年生対象で人数も少なかったので、いいチャンスです。
子どもたちに、コマ撮りまでやってもらうことにしました。
14人を3班に分け、子どもたちはまずそれぞれ好きなリベットくんをつくり、
それをどう一つのアニメーションにするかをみんなで話し合いながら
4~5人が同時に自分のリベットくんを動かしてコマ撮りしていきます。
子どもたち自身もアニメをつくるのはまったく初めて、ということで
特にコマ撮り作業に夢中になっていました。
そして最後には、全校生徒や先生たちを集めての上映会を開きました。
とても短いアニメーションですが、やはり、自分たちですべてを作ったからか、
子どもたちはみんなとても満足した表情を浮かべていました。
詳しくは、以下の記事を読んでみて下さい。(元の記事は
こちらです)

そして出来上がったのがこちらの作品です!
この授業を通して、やはり子どもたちが自分自身の手で
工作から映像づくりまで、すべてを体験するのはすごくいいなあ、と思いました。
ただ、1クラスの人数が多いとなかなかそこまではできません。
僕もこれまで、こうしたチャンスはありませんでした。
この入遠野小のような小規模の学校だからこそ、
こうした授業ができることを僕自身も発見したのでした。
さて、今年も募集が始まったオーサー・ビジット。
どんな出会いがあるかとても楽しみです。
今年はどんな授業をやるか、まだ考えていませんが
もしよかったら応募してみてくださいね!
(詳しくは
こちらをご覧ください)