わが家の本を紹介します。
まずは、
『いわいさんちへようこそ!』。
すべてはこの本から始まりました!

(これはいつもわが家のリビングに置いてあるロカちゃんの本。しっかり名前が書いてあります。笑)
ロカちゃんが2才の終わりごろ、ようやくちょっと会話ができるようになった頃から
僕はロカちゃんのために、いろいろな手作りおもちゃを作り始めました。
作り始めてすぐに、自分の子どもにおもちゃを作ってあげる、という行為は
親から子への一方的なプレゼントでは終わらないことに気がつきました。
一つ作ると、すぐに子どもからは次のリクエストがやってきます。
それにすぐさま答えるのも大変ですが、そこはかわいいわが娘。
一生懸命作るうちに僕自身も、ロカちゃんとのキャッチボールが
ものすごく楽しくなってしまったのです。
さらに、自分が考え、作るおもちゃには、
自分の子どもを楽しませたい、という気持ちだけでなく
自分自身が子どもをどう導いていきたいか、が色濃く表れてくることがわかりました。
まさに自分の価値観や良心と向き合うこと、そのものだったのです。
それは、僕が自分の親やこれまでの人生からどんなことを学んだか、を
深く省みる作業でもありました。
そんな風にして、ロカちゃんと、そして自分自身と向き合って
作ったおもちゃや、遊び、わが家の工夫がたくさんたまっていって
いつしか、すごい数になりました。
そうしてこの本が生まれたのです。
この本には、だいたい3年分くらいの、僕がロカちゃんと
一緒に作ったおもちゃや遊びがつまっています。
この本が今年2月に出版されてから、僕のやってきたことに
シンパシーを持ってくれた人たちがたくさん現れ、
多くの雑誌やテレビの取材を受けました。
そしてネットを検索してみると、知らない人たちがわが家のおもちゃを
参考にいろいろなかたちで工夫しながら
子どもたちと遊んでくれているのに驚きました。
本当にうれしいことです。
それを見るうち、出版するのに時間がかかる本だけでなくて
もっとリアルタイムに、わが家でやっていることを紹介したり
みんなが集まれる場所ができないかな、と思い始めました。
このブログのオープンには、そんな気持ちを込めています。