次の日のアドヴェントカレンダーの大きな窓には
ずいぶんいろいろなものが入っていました。

ロカちゃんが「なんだこれー??」と言いながら
組み立ててみると…

氷を運ぶトナカイになりました!
前に出てきた小さなトナカイ2匹(トナちゃん、カイちゃん)のおかあさんです。
ロカちゃんは、このトナカイのママに、さっそく「トナリ」と名前をつけました。
・・・・・
ナリちゃんが、3人の雪だるまたちに
「さあ、あなたたちに頼みたいお仕事があります」と
言ってまもなく、遠くから「シャンシャンシャン…」と
トナカイのベルの音が聞こえてきました。

トナカイの子どもたち、トナちゃん、カイちゃんのママが帰ってきたのです。
トナカイのママ、トナリさんがソリにいっぱい積んできたのは
ペンギンの国から運んできた氷です。

「さあ、この氷をきれいな形にしてちょうだい」
ナリちゃんは3人の雪だるまたちに言いました。

雪だるまのユキオが、氷を運びます。
そして、ユキヒコがノコギリで氷をギコギコ切って、
最後にユキノスケが、ノミと金槌で、氷を削って形を整えていきます。
だんだんといろいろな形の氷ができていきました。