アドヴェントカレンダーの中に入れたリベットくんのお話、いかがでしたか?
クリスマスの25日に完結していたのですが、
写真を撮ったり、まとめたりしているうちに
掲載するのがずいぶん遅くなってしまいました。
最初、お菓子とメダル以外に、たまに何か別なものが
アドヴェントカレンダーから出てきたらいいかなあ、くらいに思っていたのですが、
一度サンタクロースの人形を作って入れたら
ロカちゃんの反応がすごくよかったので、こちらも気をよくして
その日の夜にサンタ手帳とトナカイベルを作って入れたのが運のつきでした。
それからというもの、ロカちゃんが寝静まってから新しいリベットくんを作っては、
こっそりアドヴェントカレンダーの窓に入れる毎日となってしまいました。
あー大変でした!

でも、出てきたリベットくんでロカちゃんと遊んでいると
不思議なことに、どんどんと次のお話の展開が思いついて
こちらも作りたくなってしまうんです。

結局、最初は考えもしなかったナリちゃんや雪だるまたちが登場するお話になりました。
そして、そのお話も今回掲載したのがすべてというわけではなく、
人形を自由に組み合わせたり、動かして遊んでいるうちに
どんどんと別のサイドストーリーが生まれてくるんです。
そこが、リベットくんの面白いところです。

これが今回作ったリベットくん全部です。
我ながら結構たくさん作りました!
大変だったけど、楽しかった!
ところで、24日のイブの夜、いつまでも起きているロカちゃんを早く寝かせようと、
「早く寝ないとサンタさんと会っちゃうよ!」と言ったのですが、
その時にふと、「ナリちゃんも一緒にいたらどうする?」と聞いてみました。
そんなことを聞かれて、急にリアルな想像が膨らんだのか、
キャハハ!と笑った後、ロカちゃんはこう答えました。
「おんなじ顔でこんばんは!だね!」
ロカちゃんのその答えを聞いた瞬間、
僕自身もなんだかナリちゃんが本当にいそうな気がして
とても不思議な気分になったのでした。
頭の中にしかなかった空想が、リアルな世界に顔を出す。
クリスマスの一番の魅力とは、そういうところなのかもしれません。