1月2日の朝。
ロカちゃんが、パパにお手紙をくれました。
「パパへ たこあげにいこう てうぶるでしゅうごう」
そうだ!お正月は凧揚げに行かなくちゃ!
去年のお正月に揚げたゲイラカイトは、骨が折れてしまったので
パパが夏に海外のおみやげで買ってきた、折りたたみ式の凧を持って
ロカちゃんと公園へと出かけました。
この凧は、小さな布製のバッグを裏返すとそのまま凧になる、というすぐれものです。
一生懸命走るロカちゃん。
でも、風があまりなく、走り続けないとすぐに落ちてしまいます。
そのうち二人とも汗だくになってしまいました。
家への帰り道、もしかして、と思って
ロカちゃんの自転車のうしろに凧をつけてみたら、
見事に揚がりました!
(でも、本当は道路でやってはいけませんね)
家でお昼ご飯を食べたあと、もっと凧揚げをしようということになって、
壊れたゲイラカイトを修理することにしました。
これが2年前に買ったゲイラカイトです。
もうボロボロだし、絵柄も気に入ってないので
どうせ直すなら絵も自分たちで描こう!ということになりました。
ゲイラカイトから骨をはずし、半透明のゴミ袋から凧のビニールと同じ形を切り出しました。
それを両面テープで骨に貼りつけます。
(折れた骨は、接ぎ木をして直しました)
なんの絵にする?とロカちゃんに相談したら「カサがいい!」との答え。
なるほど、カサが空を飛んでいるのは面白そうです。
マジックで、カサを持ったペンギンさんを描いてみました。
ちょっとメアリーポピンズみたいですね。
ロカちゃんも、カサを持ったペンギンの子どもたち、
そしてカエルとカタツムリの絵を描いて、
背景の余白には、いっぱい雨つぶを描きました。
そして、もう一度公園へ。
さあ揚がるでしょうか?
揚がった!
下から見ると、半透明の背景に空の色が透けてとてもきれいです!
もともとのビニールより薄くなって軽量化されたせいか、
前よりよく揚がるようになった気がしました。
通りかかったおじいさんが、「風もないのによく揚がるねえ!!」と
言ってくれて、僕もロカちゃんも大満足でした。