1月11日は、ゆゆちゃんが生まれて100日め。
お食い初めの日でした。
吉祥寺のハモニカ横丁の魚屋さんで鯛を買ってきたママが、
こんな不思議な焼き方をしていました。
半分に切った大根で、焼き網の上に鯛が浮かんでいます。
鯛を買う時に、こういう焼き方をするとうまく焼けるよ!と
魚屋のおばさんに教えてもらったそうです。
ママがゆゆちゃんの口にお赤飯や、煮物をそっと触らせます。
歯が丈夫になるように、と小石も。さすがにゆゆちゃんもなんだろう?という表情。
続いて、ロカちゃんも面白がってゆゆちゃんに食べさせるまねをさせます。
6年前には、ロカちゃんにも同じようにお食い初めをしたんだなあ、と思うと
時の流れの速さをしみじみ感じます。
自分の記憶にはまったく残っていないけれど、
たぶん僕もはるか昔、両親にこんな風にお食い初めをやってもらったのでしょう。
そして、ママも、僕の姉たちも、さらには僕らの両親も
もっと昔のご先祖さまたちも、みんなみんな
一生食べて行けるように、との親の願いとともに
お食い初めをしてもらったんだろうな、と想像して、ちょっと胸が熱くなりました。
昔から続いている子どもの儀式には、
そんな親の愛情がいっぱいつまっている。
自分が親になって初めてわかったことのひとつです。