わが家の雛人形をご紹介します!

これが、毎年飾っている、わが家の雛人形です。
ロカちゃんが1歳になる直前に作ったものです。
ロカちゃんは2月末生まれだったので、生まれてすぐに桃の節句を迎えたのですが
その時は、産院から退院してほんの1日か2日後で、雛人形を用意する余裕もなく、
仕方なくパパが、お雛さまの絵を描いて飾りました。
パパとママの似顔のお内裏さまとお雛さまの間に、赤ちゃんが生まれた絵でした。
そして、一年経ってロカちゃんが1歳になる前に作ったのが、この雛人形です。
当時、雛人形を買うべきかどうか、ものすごく悩み、
何度もデパートの雛人形売り場などを見に行ったのですが、
とても値段が高い割に気に入るものがなかったのと、
狭いわが家に置く場所も、しまう場所もなかったので、
それなら小さくても心のこもったものを、ということで作ることにしました。
当時(6年前)の製作中の写真があったのでご紹介します。
(日付は2001年2月18日)

オーブンで焼くと固まるスーパースカルピーという粘土で形をつくり

その上にアクリル絵の具で白の下地を塗ったあとに色をつけ、顔などを描きました。

右下に写っているのは、作る前に描いたスケッチです。
お雛さまが乗っている台は、版画を彫るハガキサイズの板に
千代紙を貼って作りました。
金屏風は、ボール紙に金紙を貼って、黒いテープで縁取りをしたもの。
ぼんぼりは自作ではなく、知り合いからもらった人形についていたものです。
思い返せば、いまのわが家の手作りスピリットのはじまりは
ロカちゃんが生まれた時に、「雛人形をどうしよう?」と考えに考えて、
結局自分たちで作ることに決めた、その時だったのです。