この時期、庭の草花はどんどんと変化していきます。
うっかりしていると、花の一番の見ごろを逃してしまいそうです。

先日ご紹介したチューリップは、もうかなり開いてしまって、
今度はピンクと白のチューリップが咲き始めました。

そのチューリップの根元に、不思議な形の芽がいくつか顔を出していました。
ママに尋ねると、カサブランカというユリの芽だそうです。
確かに去年、このあたりに大輪の白いユリが咲いていたのを思い出しました。
それにしても、この芽の形からユリは想像できません。
やや紫がかった緑があまりに美しく、またその造形にしばし見とれてしまいました。

あと、近くには、ゆすら梅も植えてあります。
以前、NHKの連続テレビ小説「あぐり」が好きで見ていたことがあるのですが、
毎回クレジットに原作・吉行あぐり「梅桃(ゆすらうめ)が実るとき」と
出るのを見て、ゆすら梅ってなんだろう?と思っていました。
そして昨年、実物のゆすら梅を園芸センターで発見して
これか!と思わず買ってしまったのでした。
(ちょうどたくさん実が実っていて、食べてみたら甘酸っぱくてとても
おいしかったことも買った理由です)
上の写真は3月に撮影したもので、こんな白い花を咲かせました。
そして、最近になってよく見てみると

小さなかわいい実がたくさんついていることに気がつきました。
春はわが家の小さな庭でも、いくつもの大きな発見をさせてくれます。