昨日のセミ捕り、そして今日の海水浴、と田舎の遊びが
楽しくて仕方がないロカちゃん。
海からの帰り、あれだけ遊んだはずなのに
「もっと遊ぶ~!!」と、もうダダをこねはじめました(苦笑)
いつもなら、「十分遊んだでしょ!」と制するところですが
まあ、今日は特別。それに、明日には東京に帰ることになっています。
どうせなら、とことん田舎の夏休みを満喫させてあげたい。
ということで、海からの帰り道、パパとロカちゃんだけ
途中で車から降ろしてもらうことにしました。
実は、昨日小学校でセミ捕りをした時に見て
ちょっと気になっていた場所がありました。
それは、小学校の裏にあった田んぼの横の用水路。
昔の経験で、絶対なんかいそう!と思ったのでした。

またまた100円ショップに寄って(笑)、今度は魚捕り用の
四角い網を買って、その田んぼへと向かいました。
ガードレールを乗り越えて、コンクリートブロックの低い斜面を降りると、
ちょうどうまい具合に、用水路の横に人が歩けるスペースがありました。
見れば、思いのほか水が透明できれいです。

道路から、用水路横に降りて、視線が低くなった瞬間ハッとしました。
目の前に広がる稲の美しい黄緑。
遠くに見える山。
田んぼからちょろちょろと用水路に流れこむ透明な水。
そして稲のまわりや用水路に浮かぶ、無数のウキクサ。
これぞ、自分の原風景だ!

水の中をのぞくと、いるいる!
カエル、オタマジャクシ、メダカ、ミズスマシ、タニシ…
さまざまな小動物がいっぱい。
網は買ったけれど、捕まえたものを入れる容器を持っていなかったので
急いで実家に戻り、バケツをもってきました。

オタマジャクシも、後足が生えたもの、両足が生えたもの、
ほとんどカエルになっているけど、しっぽが長いものなど
教科書のカエルの成長の全過程が一度に見られるような
いろんなのがいて、見ていて飽きません。
ロカちゃんは、ちょっと気持ち悪がるかな?と思いきや
オタマジャクシは、どれもかわいい!と喜んでいました。
ただし、パパがヒルを見つけて、これ血を吸うんだよ、と教えたら
さすがに嫌がって逃げていましたが…
結局、あたりが薄暗くなるまで夢中になって
カエルやオタマジャクシ、メダカなどをつかまえて帰りました。
こんな身近なところに、わくわくがいっぱい詰まっている
田舎はやっぱりいいなあ、と思った瞬間でした。