ママと吉祥寺のユザワヤへ文房具を買いに行ったロカちゃんが、
「こんなのみつけたよ!」と買ってきたのは「おゆまる」。
お湯で柔らかくして形を作る粘土みたいなものです。
丸く固めると、スーパーボールも作れるそうです。

ケースの中には、固めのプラスチック消しゴムのような
いろいろな色の四角い棒が入っています。
これを80度のお湯に3分くらいつけてから形をつくるそうです。
「パパー、いっしょになにかつくろうよお!」と、ロカちゃん。
「じゃあ、やっぱり最初はペンギンパパかな。
青いのと透明なのくれる?あと、黄色もちょっと」と、パパ。
「いいよ!」
さっそく、ヤカンでお湯をわかしはじめました。

ステンレスボールの中にお湯を入れて、
そこに使うだけの大きさにカッターナイフで切ったおゆまるを入れます。
ところが、ここでハプニング!
柔らかくなったおゆまるが、それぞれくっつき始めたのです!
それぞれの色で形を作ろうと思っていたので、
あわてて取り出してみたのですが、
水あめのようにしっかりくっつき合ってしまいうまく離せません…。

「こりゃ、困ったねー!」
でも、もうしかたないので、くっついた色を
なるべくていねいに離しながら形をつくることにしました。
パパは、くっついた青と透明のかたまりで
ペンギンパパを作りはじめました。
そしてできたのが…

これです!
作ってみたら、意外にも色の混ざり合ったところが
ガラス細工みたいできれいだったんです。
「あ!いいなあ、パパ!
よーし、わたしもほかのペンギンつくるよ!」
ロカちゃんもパパのを見て発奮したようです。
それから、硬まってしまったおゆまるを
もう一度お湯で柔らかくし直したりして、しばらく奮闘。
そして、「ペンギンママ、できたよ!」と言いながら、持ってきたのがこれ。

「アハハ、これ四角いままじゃん!」
「だって、うまくやわらかくならなかったんだもん…」
「でも、すごくいいじゃない!パパ、これ好きだなー」

ロカちゃんは、あと子どもペンギンを2匹つくり、ペンギン家族が全員そろいました。
ママだけ、やたら大きいのはご愛嬌。
やっぱり透明で少し色がまざった感じがきれいですね。

全員正面を向いてごあいさつ。
こんにちは!