岩井パパがつくったもの
![]() ◆アイデアはどこからやってくる? [河出書房新社刊] 岩井パパの発想と 創作の秘密がここに! ![]() ◆ちか100かいだてのいえ [偕成社刊] こんどは地下へ! 地球の中には何がある? ![]() ◆ビッグブック 100かいだてのいえ [偕成社刊] 高さ116cm×幅20cmの 大型絵本になりました! ![]() ◆光のえんぴつ、 時間のねんど 図工とメディアをつなぐ 特別授業 [美術出版社刊] 小学校の全学年で取り組んだ特別授業の記録です。 ![]() ◆100かいだてのいえ [偕成社刊] 初めての描き下ろし 絵本です。 空までとどく不思議な家を のぼってのぼって探検しよう! ![]() ◆いわいさんちの リベットくん [紀伊國屋書店刊] 作る・動かす・ 物語が生まれる。 かわいくてあったかい、 親子で遊べる 手作りおもちゃ。 キット付もあります。 ![]() ◆どっちが?絵本 [紀伊國屋書店刊] わが家の遊びが 3冊セットの 絵本になりました! ![]() ◆いわいさんちへ ようこそ! [紀伊國屋書店刊] パパとロカちゃんが考えた遊びや工作がたくさん載っています。 ![]() ◆エレクトロプランクトン ニンテンドーDSで体験する 音と光のメディアアート。 ![]() ◆TENORI-ON 光と音を演奏できる 21世紀のデジタル楽器。 ![]() ◆TENORI-ON開発日誌 もうひとつ ブログやってます。 岩井パパの アート・音楽関連の 最新情報はこちらから! 以前の記事
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(もう2週間も前のことですが、タイミングを失わないうちに書いておきますね)
1月14日、成人の日。 前から行かなくちゃ、と思っていた展覧会が2つあったのですが この日、その両方が最終日でした。 ひとつは、板橋区立美術館の「ブルーノ・ムナーリ展」。 もうひとつは、21_21デザインサイトの「Water」展です。 実をいうと、パパは普段あまり展覧会に行きません。 自分自身が展覧会に作品を出すことが多いので、 展覧会や美術館というものにちょっと飽きているというか、 自分と関係ない展覧会をわざわざ見に行くのが億劫になっているんです。 でも、この「ブルーノ・ムナーリ展」は、 どうしても行かなくちゃ!と、ピンとくるものがありました。 そして「Water」展のほうは、前に自分が出品した「チョコレート」展の次の企画で、 知り合いでもある佐藤卓さんディレクションなので見ておきたかったんです。 両方とも最終日で混みそうだし、大人向けっぽいし、 場所も板橋と六本木で離れているので、 一人でササッと見てこようかな、と思ったのですが、 試しにロカちゃんを誘ってみると、意外や「いっしょにいく~!」とノリノリの返事。 そういえば、パパの展覧会には何度も連れて行っているけど、 他の人の展覧会にふたりで行った事ってなかったかも? ふたりだけで行くのも面白いかもね、と気がつきました。 そんなわけで、パパとロカちゃんふたりで展覧会めぐりに行くことにしました。 (ママとゆゆちゃんは相談の結果、お留守番となりました) まず向かったのは、板橋区立美術館の「ブルーノ・ムナーリ展」。 ![]() いさんでJR中央線に乗ったのですが、あいにく人身事故でストップ! しばらく車内で待っていたのですが、動きそうにないので 仕方なく井の頭線に変えて渋谷経由で池袋に出ることにしました。 それもタイミング悪く急行に乗れず、普通列車でのんびり行く羽目に… 10時前に家を出たのに、どんどん時間が経っていきます。 電車に揺られながら、 「パパ、つまんない~!」とロカちゃんもダダをこねはじめました。 「ねえ、ロカちゃん、お昼何食べようか?」 「なんでもいいよー」 話題をつくろうとしたのですが、退屈しているせいであまり乗ってきません。 困ったな…そうだ!とパパはいいことを思いつきました。 「ねえねえ、ロカちゃん、パパがいまからお昼ごはんのメニューを作るから その中から食べたいもの選んでいいよ」 「なあにそれ?」 パパはカバンに入れていたハガキサイズの紙を、 ハサミで半分に切って、ホッチキスで留めて、小さな本の形にしました。 (お出かけの時には、紙や道具をいつも持って行くんです) そしてペンで「おひるのメニュー」と書きました。 ![]() と言いながら、パパはおそばを食べるペンギンのピイちゃんの絵を描きました。 「あーそれおもしろい! じゃあわたしはハンバーガーに、ホットドッグに…」 ![]() ふたりでメニューを考えては、それを絵に描いていきました。 ![]() 「ハハハ、パパはタコヤキのお昼はやだなあ…」 なんだか盛り上がってきました。 「そうだ、デザートとのみものもなくちゃね!」 ![]() ![]() そんな風に遊んでいるうちに、電車は渋谷へ到着。 山手線に乗り換えて、作ったメニューを見ながら 「ねえねえ本当に何食べる?」と、はしゃいでいるうちに、池袋に着きました。 時間はちょっと早かったのですが、ふたりともすっかりお昼気分。 せっかくなので、さっき作ったメニューに描いたものが食べられるお店を探します。 駅前で昔ながらの雰囲気のレストランを見つけて、ここにしよう!と入ってみました。 ![]() 自分たちのメニュー通りなので、なんだかニヤニヤしてしまいます。 ![]() ついでにソーダに、イチゴサンデーと、絵に描いた通りの ドリンクとデザートを頼んでしまいました。 食べ終わって、ふたりで 「あ~面白かったね~。なんだか展覧会行かずに帰ってもいいかも…」 と言うくらい満足してしまったのですが、もちろん行かないわけにはいきません! さらに東武東上線&タクシーを乗り継いで、ようやく板橋区立美術館へ到着しました。 ![]() イタリアのグラフィックデザインの巨匠、ブルーノ・ムナーリは、 実験的な美しい絵本をたくさん出版しているのですが 絵本に取り組み始めたのは、自分の長男が生まれ 子どもの想像力を刺激する絵本が少ないと思ったのがきっかけだそうです。 ムナーリの仕事や絵本はある程度知っていたものの、 今回のようにまとめて見たのは初めてで、 子どものための創作キットのようなものもたくさん展示されていて こんなものまで作っていたんだ!とびっくりしました。 そのキットはガラスケースの中に展示されているので、実際にさわれたりはしないのですが ロカちゃんも「これいいね!ほしいね!」と、見ただけでその面白さがわかったようです。 ロカちゃんがこの展覧会を楽しめるかどうか、ちょっと心配していたのですが まったくの杞憂でした。 子どもの創作意欲を刺激することを、非常に美しくエレガントな さまざまな手法で長年にわたって行ってきた、偉大なる先輩の仕事を見て 大いに刺激され、また勇気づけられたパパでした。 … さて、ムナーリ展を堪能したあとは、今度は六本木の東京ミッドタウンに向かいます。 これもなかなかの長旅です。 地下鉄に乗っている間ヒマだったので、まずふたりでやったのは 「まるで誰かが撮ってくれたかのように、写真に写る」遊びです(笑) ![]() ![]() 今度作ったのは「おやつメニュー」! ![]() (このあとパパとロカちゃんが買ったのは、さあなんでしょう?) ![]() パブリックアート作品に耳をつけて音を聞いたり… ![]() ![]() ロカちゃんはとても楽しんでいました。 (長くなってしまったので詳しくは書きませんが) 今回、予想以上に展覧会にロカちゃんとふたりで行く、というのが面白かったので 今年は、いろいろ行ってみようかな?と心に決めたパパでした。
by iwaisanchi
| 2008-01-29 23:38
| ◆このごろのいわいさんち
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