昨年末から注文していたイスが3ヶ月近くかかってようやく届きました。
…といっても今回はイスの話ではありません(笑)

そのイスが入っていたダンボール箱が
何も印刷されていない、きれいでしっかりした箱だったので
ロカちゃんはイスよりもダンボール箱のほうに目がいっています。
すぐに「このダンボールもらっていい?あそびたーい」と言い出しました。
さすがわが娘です(笑)
パパもロカちゃんも、きれいで大きなダンボール箱には目がないんです(笑)

ロカちゃんは、さっそく中にはいって、「ワンワンワン!」と犬の真似をしはじめました。
ダンボール箱がちょうど入れる大きさだったので、犬小屋に見立てたようです。
「そうだ!パパ、いぬごやつくりたーい!てつだって~」
「え?どんなの?」
「ここにあなあけて、ほんとうの いぬごやみたいにしたいの」
パパとロカちゃんの工作遊びはいつもこんな風に、突発的にはじまります。

「穴はこのくらいの大きさ?」
「そうそう、わたしがはいれるようなおおきさにしてね」
と、鉛筆で穴の輪郭を書き、カッターナイフで切り抜いて
箱の片側に犬小屋っぽい入口をつくりました。

入口の穴はきれいにあきましたが、なんだか中が暗い感じ…
「ねえ、どうせなら電気がつくようにするのはどう?」
「あ、それいい!!でもでんきゅうとかあるの?」
「使ってない電気スタンドがあるから、天井に穴を開けてそこから照らすといいよ」
「やりたーい!」

電気スタンドに合わせてコンパスで丸を描いて、
カッターで丸穴を切り抜くことにしました。

穴があくと、すぐに中に入って「ばあっ~」と顔を出すロカちゃん(笑)
絶対やると思ったよ…(苦笑)

電気をつけて見ると…
おお、いい感じです!!

電気がついただけで、急にホンワカ暖かい感じになって
ダンボール箱の中が魅力的に見えてきます。
電気の力ってやっぱり偉大だなあ…
昔の人が、初めて自分の家に電気を引いたときもきっとこういう感動があったんだろうな…
…と、父親が電力会社に勤めていたパパはしみじみ思います。
「パパ!いいね!どうせなら、いぬごやのなかからスイッチがいれられるようにしたいな~」
パパがしみじみする間もなく、ロカちゃんからまたリクエストがきました(苦笑)
(つづく)