岩井パパがつくったもの
![]() ◆アイデアはどこからやってくる? [河出書房新社刊] 岩井パパの発想と 創作の秘密がここに! ![]() ◆ちか100かいだてのいえ [偕成社刊] こんどは地下へ! 地球の中には何がある? ![]() ◆ビッグブック 100かいだてのいえ [偕成社刊] 高さ116cm×幅20cmの 大型絵本になりました! ![]() ◆光のえんぴつ、 時間のねんど 図工とメディアをつなぐ 特別授業 [美術出版社刊] 小学校の全学年で取り組んだ特別授業の記録です。 ![]() ◆100かいだてのいえ [偕成社刊] 初めての描き下ろし 絵本です。 空までとどく不思議な家を のぼってのぼって探検しよう! ![]() ◆いわいさんちの リベットくん [紀伊國屋書店刊] 作る・動かす・ 物語が生まれる。 かわいくてあったかい、 親子で遊べる 手作りおもちゃ。 キット付もあります。 ![]() ◆どっちが?絵本 [紀伊國屋書店刊] わが家の遊びが 3冊セットの 絵本になりました! ![]() ◆いわいさんちへ ようこそ! [紀伊國屋書店刊] パパとロカちゃんが考えた遊びや工作がたくさん載っています。 ![]() ◆エレクトロプランクトン ニンテンドーDSで体験する 音と光のメディアアート。 ![]() ◆TENORI-ON 光と音を演奏できる 21世紀のデジタル楽器。 ![]() ◆TENORI-ON開発日誌 もうひとつ ブログやってます。 岩井パパの アート・音楽関連の 最新情報はこちらから! 以前の記事
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ぐっすり眠った子どもたちは翌朝早くに目が覚めて
元気に家の中を走り回り始めました。 子どもたちやお母さんたちは1階の和室にふとんを敷き詰めて寝たので、 パパは一人だけ、2階の部屋で寝ていたのですが、階段を上り下りする バタバタバタ、キャッキャッという物音に起こされました。 かなり眠かったのですが、こんな日はそうも言っていられません。 眠い目をこすりながら庭に出てみると、すがすがしい空気と、遠くに見える海と山の風景が いかにも田舎の夏の朝といった雰囲気で、うれしくなりました。 お母さんたちはまだ寝ています。 ロカちゃんとふたりで近所を探検しよう、と散歩にでかけると しばらくして男の子たちが、パパとロカちゃんがいない!と探しにやってきました。 一緒に歩いていくと、丘の下に公園があり、長い長いローラー式のすべり台があったので、 そこでしばらくみんなで遊びました。 昨夜降った雨と、朝露とで、みんなお尻がすっかり濡れてしまいました。 家に戻ると、お母さんたちも起きて朝ごはんの支度をしていてくれました。 前日に買っておいたパンや野菜サラダ、 子どもたちは牛乳、大人はコーヒーで朝食を済ませました。 さあこの日は、朝から海岸へ出発です。 ![]() 魚取りの網とプラスチックケースの水槽を買ってありました。 帽子を持ってくるのを忘れたので、麦わら帽子も買いました。 この3点セットがあれば、すっかり「夏の子ども」のできあがり!ですね。 ![]() 途中、駅のそばの魚屋さんに頼んでおいたお弁当を受け取り、 他の子どもたちも、網やバケツ、ビーチサンダルなどを買って準備万端です。 車で15分くらいで、岬に到着しました。 ![]() 眼下に海が広がって見えてきました! ![]() お母さんたちは、小さな子どもたちの手をひいたり だっこしたりしながら、ゆっくりと降りていきます。 ![]() 砂浜ではなく、かなりゴツゴツした岩場です。 岩場の続く先には「三つ石」と呼ばれる、しめ縄をかけた岩が見えています。 ![]() 網などを持って、磯の潮溜まりへと向かっていきます。 ![]() この海岸の雰囲気は、パパが子どもの頃に遊んだ海岸にとてもよく似ているのです。 パパの田舎の海岸は、現在では海水浴がしやすいように 人工的に大量の砂を入れて砂浜にしてしまったので、すっかり変わってしまったのですが 昔はこの真鶴のように岩だらけだったのです。 なので昔は磯遊びを思いっきり楽しむことができました。 磯の岩と岩の間を海水がゴボゴボと流れる音に包まれると、 父親と毎週のように通った少年時代の海岸に一瞬タイムスリップしたような 感覚に襲われてきました。 ![]() よく見ると潮溜まりの中には、小魚や小さなエビがたくさんいます! ![]() ![]() みんなカニを捕まえたいのですが、とてもすばしっこくて すぐに岩の隙間に逃げてしまうのでなかなか捕まえられません。 それを見て、パパは昔、父親と海岸で拾った釣り糸や針を使って 磯でカニを釣って遊んだのを思い出しました。 釣り針に貝の肉をつけて、それでカニを釣るのです。 ただ、周りを見回しても釣り糸や針は落ちていません。 でも、ビニールひもを見つけたので、それを使って試してみることにしました。 生きた巻貝を拾って、石で貝がらを割ります。 貝の肉がついたまま割れた巻貝の貝殻にビニールひもを結んで、 カニがいる岩の間に垂らしてみました。 すると、面白いようにカニが肉に食らいついてきます! 思ったよりもカニのふんばる力が強く、難しかったのですが なんとか一匹うまく釣り上げました。 ロカちゃんたちが、「それなに?おもしろそう!やりたい!」と言って来たので 何本か貝の肉付のひもを作ってあげました。 釣り針を使っていないので、肉だけ取られてしまうことも多く 子どもたちはなかなかうまく釣れないようでしたが、 おびきだしたり、引っ張り合いをしたり、カニとのかけひきをとても楽しんでいました。 ![]() ![]() ![]() 地元の魚屋さんの仕出し弁当は、やっぱりとてもおいしい! ![]() 何度も水槽をのぞきこんでいます。 ![]() パパは今度は水着に着替えたゆゆちゃんも連れて、 みんなで水にはいって楽しみました。 ![]() 逆に日差しは強すぎず、午後3時ごろまでのんびりと夏の海岸を満喫しました。 帰り際にふと見ると、パパたちを真似して他の親子が何組も 同じように、ひもを使ってカニ釣りに挑戦していたのがおかしかったです。
by iwaisanchi
| 2008-09-16 16:46
| ◆このごろのいわいさんち
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