ロカちゃんが夏休みの自由研究として作り始めた「丸太の家」は、
中に住む住人や家具が出来上がって、かなり充実してきました。

1階から2階に上がる階段も出来ていました。
ダンボールで階段の段々を作るのに苦労したようです(笑)
「このかいだん、うしろが すべりだいになってるの!」
ロカちゃんはそう言いながら、階段をはずして裏返しました。
階段が、すべり台になって遊べるとはいいアイデアですね!
白いひもが家の真ん中にぶらさがっていたので、
「このひもはなんなの?」と聞くと、
「ひもにつかまって、のぼりおりしてあそぶんだよ」との答え。
「階段にすべり台にロープと、昇ったり降りたりいろんな方法でできるんだね!」と
パパが言うと、ロカちゃんは、
「でも、エレベーターもつけたいんだよねー」と言いました。
知ってるものはなんでもつけたいのが、子どもらしくていいですね!
さっそくふたりで、どうやったらエレベーターを作れるか考え始めました。

まず人形の大きさに合わせて、エレベーターの箱をダンボールで作り、
箱の上に吊り下げるためのヒモをつけました。

エレベーターを上下させるのには、屋上にもうひとつ箱を取り付け、
ハンドルでヒモを巻き取るようにしてみました。
1階から屋上まで、家の外側を移動するエレベーターです。

こういう動かせる仕掛けがつくと、さらに楽しくなりますね。
ロカちゃんも面白がって、何度もエレベーターを上下させます。

ひもを巻き取る部分はこんな風になってます。
ダンボールの箱に、木の丸棒を軸にしたハンドルをつけて
その丸棒でひもを巻き取るようにしてあります。
ロカちゃんは、その後エレベーターをこんな風に派手な色に塗りました。
ピンク、水色、薄紫がとてもきれいですね。

1階と2階のエレベーターに乗り降りするところには
四角い穴を開けました。
1階で人形を乗せて、ハンドルをクルクルクル…

屋上に到着!
これで、リスさん、ウサギさんたちも簡単に
屋上に行くことができるようになりました(笑)
(つづく)