先日、お友だちのお母さんにこんなことを言われました。
「小学校の廊下に貼り出されてた子どもたちの花の絵を見てたんだけど、
背景に紫が使われている絵があって、色使いがきれいだなあ、と思って見たら、
ロカちゃんの絵だったのよ。それで、そこに書いてあった
コメントがまたすごく素敵だったわよ!」
パパはその絵は見ていなかったので、
(へえ~ロカちゃん、そんな絵を描いたんだ、どんなのだろう?)と思ったのですが
しばらくして、学校に行く用事が出来たので、
帰りがけにその絵を見に行きました。
職員室の前の廊下に、3年生の図工の授業で
子どもたちが描いた花の絵がずらりと並んでいました。
ロカちゃんの絵を探してみると…あっ、ありました!

一見、普通に花が咲いて並んでいる絵のように見えますが、
右下に添えられた説明には、こんな風に書かれていました。

そらのふうけいの花 3年1組 岩井蕗花
花びらは、くものように、おしべ・めしべのまん中は、たいようのように、
くきは、たいようのひかりのように、はっぱは、かぜのようにつくりました。

へえ~っ、と思って、もう一度絵をよく見ると…
なるほど!花のパーツひとつひとつが、雲や太陽になっています。
茎は、光がピカピカした感じ、葉っぱは風がくるっとうずを巻いた感じを
出そうと工夫したのでしょう。
図工の先生に聞いてみると、この授業の課題は
「花を描いてみよう」とのこと。
実際にある花でも、空想の花でもよいそうです。
家に帰って、ロカちゃんに
「見たよ!とってもいい絵が描けたね!」と言ったら、
うふふ、とちょっと照れくさそうに笑っていました。